米国最高の知識人チョムスキーが、核使用に踏み切らないようにプーチンが出口が見えるようにしなければならないと指摘している。
一応記事を貼っておく。
米国がプーチンに圧力をかける戦略を非難しているわけだ。チョムスキーはそもそもウクライナが国際法を無視していること、米国がそれを支援していることもまた非難していた。先に国際法を破ったのはロシアではなく、米国であると。この国際紛争のタネを作っているのは米国であるとも。
僕は現在の戦争の状態を把握しているなどと言うことはできないけれど、このまま戦争の長期化を望んでいるのは米国であると思っている。それによってロシアの弱体化を望んでいるのであろう。
僕はSputnikの記事をこの10年以上目を通している。そこにある論調は常に世界を混乱させているのは米国であるとの見方である。米国にとって、米国に都合のいい世界秩序の構築のためには、ロシアは邪魔な国家である。多分ネオコンを中心として、ロシア弱体の戦略を実践しているだけなのだろう。
今フィンランドなどがNATO入りである。これはロシアではなく、米国およびNATO諸国の勢力圏の拡大であり。その反作用としてロシアの弱体化が続く。弱体化ではなく孤立化して行けば、何が起こるのだろう。
世界がロシア非難にのみ向かうのは、米国の戦略、プロパガンダの効果だとすれば、日本はもちろん世界が載せられているのであるから、米国は成功していると陰で喜んでいるだろう。
核の使用か?それとも孤立化がかつてのナチスのような位置付けの国家になるのか?そうならないように願うが、チョムスキーもまた、ロシアの抜け道を作らなければ、世界が悲惨な状況になることを心配しているのだと思う。