今回は政治社会状況をざっくばらんに。
安倍政権以降、っていうか安倍なんだろうけど、その権力にパターナリズム（父権主義）的に言うことを聞いていると、なんだか自民党から金を貰えたり、いい役職についたり（これもパターナリズム＝温情主義）だものなあ。
自民党にというか、自称保守連中なんだろうけど、なんだか彼らに都合の悪い報道でもあったら、免許取り消すぞとか、軽減税率やめるぞ、とでも脅せば、忖度記事だよ。ここは日本だからしょうがないじゃないって感じ（これもパターナリズムだよ）。まあ自然現象みたいなもんだし、流されるしかないよね。
ついでに自民党の支持率が高く見えるように操作して、その他の政党は余計支持が低いように見せかける。世論調査で印象操作はお手の物。なんせ電通がついているから、自民党寄りにしとけば、広告費がっぽりと。こんなおいしいのに自民党の都合の悪いことを連呼したりすれば、まさか潰されるんじゃないかって。
だから安倍が何回嘘ついたとか、ロシアとの外交失敗したとか、アベノミクス失敗とかは、多少ガス抜き程度に触れるけれど、自民党よりの人たちをテレビが使って誤魔化してくれる。だってしょうがないじゃないか。強いものに弱いしさ、そうそう、長いものには巻かれろってことだよ。
文句があるなら自民党に直接言わないと。だって選挙で言えるし、一応建前としては民主主義だから、文句言えるでしょ。俺たちの責任じゃないよ。まあ世論ってやつも、ほかの話題が出たり、時間が経てば、ど忘れ激しいから、変わんないよね。
でも、今回の国葬儀。国葬じゃないよ、国葬儀。違うのかな。なんだか長くやればいいのかとか、実績の評価とか、憲法がどうのこうのとかあるけどさ、なんだか偉い人のことで、偉い人が決めたんだから、しょうがないじゃないか。
そもそも日本って国は立憲主義とか法治国家であるとか言っているけど、建前だから。偉い人が決めたら偉い人のために粛々とやるんですよね。それが国民性でしょ。あれっ、これもパターナリズムか。
まあこれらは日本国内の日本人に根付いている文化だから、なんだか間違っているとしても、日本ってこんなものって感じだよねえ。
でも旧統一教会問題は、なんだか日本文化の外からだし、日本人が働いて稼いだ金を訳の分からないカルトにあげて、韓国に奉仕だもの。日本ってこんなものとはいえないというか、生理的に受け入れがたいんじゃないかなあとか。
だからこれまであげてきた問題はパターナリズム的だけれど、カルトとその元が韓国っていうのは、そういう理屈の外。自民党の人たちは誤魔化せると踏んだけれど、そうとはいえない状況になってきたのは、さすがに日本が被害者のように見えるからだろう。文化意識の問題。
あっ、東京五輪の汚職もパターナリズム。偉い人が得をしてっていう構造。日本大丈夫かなあ。そういえば、旧統一教会も本部は知らない、信者が勝手にやっただけって。誰も本気にしちゃあいないが、「上が得して下が従うっていうことになっている」文化という点で、同じか。
