般若心経を唱える仏教宗派、真言宗、天台宗、禅宗、曹洞宗、臨済宗などです。
浄土宗、浄土真宗(西、東)、日蓮宗、においては、般若心経を基本的に読経しません。
49日法要については、故人が自分の力で仏道に入る、大事なけじめの日です。
故人が生前の頃の 行(ぎょう)を7日間×7回の周期の合計49日間の間精査され、
葬式が終え自宅にて仏道に入る準備の期間、位牌(100日法要の塔婆も)49日法要の
おつとめをして、菩提寺の位牌堂に安置します、
その49日後に、精査された霊魂が、我が家地域を離れて、一人で旅たつ決心に至ります。
49日間の7日毎に、閻魔大王様(地蔵菩薩と習合)に故人は、生前の行を精査されます。
行(ごう)とは、行い、行為 の事で、生前のその方の徳業が、家族、親族、地域社会に
財産(お金のことでは無く、遺産の事)となり、後世の人々に繋がり、広がる行為があったか?
それを精査されるのです。
人間が地球上の生物の中で、子孫を残す行為だけでなく、財産(遺産)を子孫や地域が、
残された行を受け継いた徳積み(陽徳、陰徳)を魂の中に刻み、後世に伝えれる
ただ唯一の、素晴らしい生命体なのです。
徳が悪の行為(悪行)の家系で、七第先の子孫まで引き継いでしまっている親族の末裔は、
因縁を断ち切り、霊を癒す、行くべきところへ行かせる、大変な作業を持って次の世代へ
安寧と因果の法則を、整えなければなりません。
幾ら「悪人であっても、亡くなれば 皆 仏 」となる様にご供養致しましょう。