猟奇的思考回路

神奈川県内で発生した殺人事件ですが、その残忍な手口に誰もが驚いています。

大量殺人に至った背景は、時間とともに明らかになるでしょうが許せません。


この殺人者はどんな人物だったのでしょうか。

テレビを通しての近所の方々の意見も様々です。

そんな風には見えなかった。
入居を急いでいた。
あまり挨拶をしなかった。
３人ほどでクーラーボックスを外に持ち出していた光景を目の当たりにしたとか...。

人は第一印象で自分に害を及ぼさないと判断した場合、ほとんどのケースでは警戒する対象から外しますから、当然、そんな人には見えなかったという意見が多数となります。

何よりも、この加害者を誰かが四六時中監視の対象としている訳ではありませんから、ドアの外で近所の人でも出会うなんてことは滅多にありません。

これは私達の生活でも同じです。
人は見た目で判断できないのです。


事件の背景を探ると、加害者の異常性が窺えることは、自宅内で、それもアパートの一室で殺人を繰り返してたことです。

彼が単独でやったのか、同様の異常者を募って実行したのかは不明です。
何人か一緒に居たことからの推測です。

また、証拠隠滅で大胆にも浴室で解体したことも明らかになりましたが、その後に加害者は、解体した湯船でシャワーを浴びたり、湯船に浸かったのでしょうか。

証拠隠滅には程遠く、排水口から人体の一部が流れて排水溝に蓄積すること。
何よりも部屋に死臭が充満すること。

換気扇から異臭が漏れていたこと。


その他計画性が感じられず、衝動的に殺人をしていたこと。

考えたくはないのですが、殺人よりも人体を解体する快感を無意識に感じていたかもしれないこと。

今後精神鑑定により、病気として扱われ、責任能力が無いと判断され、無罪として扱われて被害者、その家族が救われないかもしれません。

１週間に１人殺して解体する。

思考回路が正常ではありません。

猟奇的な殺人。

この加害者は、正常な自分、殺人者としての自分、その他の自分。

多重人格者かもしれませんね。

黒い団体の掃除屋さんかも知れませんが、アパートで実行しているから、快楽優先のサイコパスですね。

金銭目的は動機の１つかもしれませんが、金銭を奪うための計画が多くは見当たりません。

殺す快楽、解体する快感を覚えて、自殺サイト、Twitter等で殺人網に追い込んだのは明白です。

しかし、死を考えている弱者の気持ちを踏みにじり、快楽のために殺しを繰り返す行為は人として許せません。

大人になるまでの何処かで、強いたげられた何かがあったにせよ、悪魔のような行為です。

逮捕されて身柄が署に入るところがテレビに映ってましたが、顔を手で覆ってました。

そんなんだったら最初からするなと言いたいのですが、精神が分裂しているとしたら、もう、解体することができなくなって残念に思っていたかもしれません。

これが人の怖さですね。

人は自分を守るために人を頼り、それ以外の者を敵とみなし、敵を虐めているときに快感を覚え、国レベルになると戦争まで行き着きます。

不幸が繰り返されないことを願うとともに、この事件により、不幸にも無くなった方の御冥福をお祈りします。