ブラック企業なる言葉が広がりを見せていますが、その背景には企業が自社の社員より儲けを優先とする身勝手な経営戦略がそうさせているのではないかと推測しています。
すべての社員に対する幸福より、企業の利益。
間違いではないが、正しくもありません。
人が居なければなにも出来ませんし、自社の社員が安心し、良いものと認識するから勧められる商品も多いのではないでしょうか。
質が悪いのに親親戚に売れというような商売がつい最近まで横行していました。まだ一部ではやっているようですが・・・。
そんな中、今朝のニュースを見て、少し残念に思う出来事があったので紹介します。
すべての女性には平等に美しくなれる権利があるという、その目的をサービスとした職業のひとつにビューティクリニックがありますが、まさかの出来事でした。
たかの友梨ビューティクリニック(不二ビューティ)といえば、テレビ等でも紹介され、企業として一流の地位を築いているのに、どうしたんだろうと不思議に思いました。
美を求めることを忘れ、“お金”というものに人生最大の“美”を感じ、お金こそが支配者で、自分のステータスを象徴するものだったのでしょうか。
どのような企業方針かは知りませんが、相手に美しさを提案すべき人は自社社員なのに、表面の美しさ以前に内面から美しくならないとどうなるのかを知っていると思うのですが、悩みを自社社員に押し付けて、訪れたお客様は、その社員を美しいと感じていたのでしょうか。
それなりに生きた方であれば、その人を見ただけで内面に問題を抱えていることが分かります。
そんな場所に行きたいとは思いませんから、売り上げは下降していくと考えられます。
それを知らずか、身の丈にあった生活をしないでそれを求め、社員の残業代カット、制服代まで自己負担だなんて、一般の企業でも理解に苦しみます。
経営ということを語れる身分でもありませんが、あまりにも稚拙な経営者であったとしか言いようが無いですね。
呆れた言葉に、「(労基法通りにやれば)潰れるよ、うち。潰してもいいの」と言ったらしいのですが、間違いであって欲しいものです。
しかしながら、労働基準監督署、労組が関係していますから事実としか言えませんね(裏付け〔タイムカードと給与明細の整合性、会社からの指示文書等、きっと弁護士も介入でしょうね〕なくして騒ぎませんから役人は)。
子供(社員)の先には、しっかりとした“親”がいることを忘れていたのでしょうか。あれだけ世の中で残業代未払いで大騒ぎになったのにです。
企業に入ったら帰属意識を持つことと、違法性を見ぬ振りしてまでそうであり続けることは、全く別です。
幹部はしっかりと社長から恩恵を受けていますから、他人が苦しんでも痛みは関係ないのでしょうが、告発した社員の方はこれからの将来を考え、職業的にこの企業で働ける実質の期間を考えたら、釈然としない気持ちが強かったのだと思います。
企業で社員集めて“食事会”なんて今時やって、社員のモヤモヤを沈静化しようなんて、時代錯誤としかいいようがないです。
そんなお金があったら、きちんと残業代払って、制服も自社を象徴するものなのですから、何着を貸与するか、一定の期間で交換するくらいの“美意識”を持って欲しいと大勢の社員が感じていたように思えます。
なによりも、以前にもましてビューティ機器が購入できる身近なものになっていることに、まさか社長さんは気づいていないのでしょぅか。
自社を卒業した、凄腕の人たちが独立していくことも含めてです。
サービスの何が欠けているかを知っている人たちには勝てないと感じます。
これからの時代は、舵取りの過ちで大変なことになるのに“バブル症候群”が抜けていない戦略に大きな落とし穴があったのでしょうか。
企業はとうの昔に、社会奉仕活動なるキーワードが企業を存続させることに気づき、奉仕からサービス精神、企業精神等、様々な経験値を得ているのに、“奉仕”違いなのか、向いている方向が真逆だったとは残念です。
全国のその他社員が次々に立ち上がる前に、人として企業として正しい沈静化を図って欲しいものです。
今回の件で、売り上げは激減することは必至ですからね。
更なる社員いじめはやめて欲しいと願います。
この後及んでも社員よりお金だぁーすき。
エステより企業○造幣局賛成でないことを期待しています。
でも、もしかして、お客様は“お金”だったのでしょか。
そんなまさかであったなら、お客様の“夢”をすべて食い散らかす豚と言うより“悪いバク”のように思えます。
あくまでも今回の事案に対する“表現”です。
見た目ではありませんので悪しからず。
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