放置竹林をみんなの集いの場に。

放置されてた竹林をボランティアで整備し、
心を開放しリラックスして過ごしてもらえるような
竹林空間を造っています。

桂 街 ヴィレッジフェス に行ってきました。

2016-10-31 09:57:10 | 子育て
昨日は、大好きな自転車に乗って
京都 の桂 『街ヴィレッジフェス』に出かけました。

この催しは、京都の西京区の様々な店が集まり
皆んなに、どんな事をやっているのか
知ってもらう。
・・というような主旨なのだと思われる。

飲食店や、雑貨店、車屋、花屋 、本屋など。

普段 個人で経営されているので
我々としては、「店は知っているけど、
初めてなので入りにくいな・・」と思われる 店などが
出店されて
「こんなに 美味しい店だったんだ!」とか
「こんなこと、やってたんだ!」など

街のことや、人、店 地域との関わりが伝わる
なんとも温かい 催し物でした。


会場は、阪急 桂駅 近くの 本願寺西山 別院。

正門に到着すると、

西京区の ゆるキャラ 『たけにょん』が
出迎えてくれました^_^

握手をしに行くと、ふわふわと 柔らかく
ぎゅーっと 抱きしめてくれました。

さっそく いろいろなブースの探索開始!

一番最初に目についたのは、
マリーゴールドの花で 布を染める 体験ブース。

次女が 一番に 見つけ さっそく挑戦してみることに。


草木染めと同じで、洗濯バサミや輪ゴムで
布をしぼり、あとは、染める作業を繰り返します。

次女は、まだ、手先が器用ではないので
ゴムを縛る作業に手こずっておりましたが
どんなものが、出来上がるのか
楽しみな様子^_−☆



草木染めは、染める過程で みょうばん を使用する
ので、防虫 防臭効果もあるという
スグレモノ


仕上がりは、秋いろの なんとも 優しい 布になりました。

さっそく 頭に 巻き 別のブースで これまた作成した
ピンをつけてみました。

素敵に仕上がった、布やピンに 気持ちも晴れ上がる
次女。

長女は、アルミに釘を使って 模様を描いていく
マグネット作りに取り組んでおりました。





来年は、『わんぱく自然探検隊』も 薪割り体験などで
是非 参加できたらいいなあ〜













指先の感覚から学びとること

2016-10-27 21:02:47 | 施設の子どもたち
ここ最近は、日中過ごしやすくなったので
外にお出かけすることが、
多かったのですが

今日は、久々に室内遊びをして
楽しみました。

感覚遊びの大好きな、Sくん とYくんに
何をして遊びたいか たずねると

2人ともが 「ねんど〜!」と
もう ノリノリ。

いつもは、あぶら粘土か小麦粉粘土で
遊ぶのですが

先週 たまたま 別の子と参加した
地域の催し物で されていた
『かたくり粉の粘土』に
子ども達が かなり 興味を示していたので

今日は、『かたくり粉の粘土』遊びを
することにしました。

まずは、たらいに かたくり粉を入れ

はじめに

「どんな色してるかな?」とか
「触ったら どんな感触がするかな?」
など、子ども達に 見た感じで
今から 触るものが どんな物なのか想像してもらいます。

すると、「砂みたいだから、きっと サラサラしてる」
とか「 固そうに見える!」
「固くない!柔らかいで!」

など、予測をたてることを楽しみます。


幼少期に ドキドキしながら
今から起こることを 期待したり
想像することって とても重要で、
子どもたちの考える力を育みます。

さて、
いっぱい 想像や予測をした後
かたくり粉に実際に触ってみると

「やっぱり 柔らかかった!」とか
「柔らかいし、なんだか 温かいね」
など、指先から感じとる新しい発見がありました。


施設に入所してきた 当初は、
だいたい の子どもは、大人の指示を待つのみだったり

指示どころか、落ち着きなく
部屋をウロウロと目的もなく
動き回るだけで
物事を注目して観ることは苦手という子どもが
ほとんどです。

しかし、物事に取り組む前に
よく観察したり 想像したり
思う存分 五感を使って 活動することによって

自ら考え 体験することを楽しむように
なってきました。



たっぷり、かたくり粉の感触を味わったら
色付けした水を 入れていきます。


すると・・・
さっきまで あんなにサラサラしていた
かたくり粉が、固まり硬くなりました。

この変化に 子ども達は
「えー!硬くなってしまったやん・・」と
少し残念そう。

さらに 色水を入れていくと・・

ビックリ!
硬くなった かたくり粉が
とろ〜ん とした状態に
変化しました?

そうなると
子ども達は、俄然 やる気になり
握りしめたり
コップに かたくり粉粘土を入れて
指をブスブスっと 差し込んでみたりと

次から次へと 遊びが広がっていきました。


「つめた〜いなあ!」「アイスクリームみたい」
「切っても切れへん」など

初めての体験にワクワクしながら
また1つ 学びの経験値を増やしていました。









山での素敵な出会い

2016-10-26 16:41:15 | 施設の子どもたち
今日は 職場の子ども達と
大きな 松ぼっくりを探しに
皆んなで 山へ探検に出かけました。

昨日からの雨で 山道は 滑りやすかったのですが
そんなことは、お構いなしに
子ども達は、なぜか?忍者になりきって
山道を歩いて おりました。

今日は、この山道を探検するのが
初めての 2歳のAちゃん。

みんなが どんどん 山道を歩いていき
離れていくので、
はじめは、泣きべそをかいていましたが、
鳥の鳴き声がしたり、ドングリが沢山落ちていたり
と 興味のあるものに出会えて
楽しくなってきたのか

気がつけば、転ぶこともなく
皆んなに 追いつき
山の探検に夢中になっているようでした。



そして、大きな松ぼっくりがある
秘密基地に到着!

そこには、誰かが作った
松ぼっくりのモビールが!


写真では、なかなか 分かりづらいのですが、
松ぼっくりが ぶら下げてある
ワイヤーも、それぞれ色が違い
山の風景と かなりマッチしており

とても 素敵なものでした。

持ち帰った 松ぼっくりで
山の中で出会った
素敵なモビールのような

優しさ溢れる 作品を
子ども達と一緒に作ろうと思います。




地球の真ん中に 行ってきました?

2016-10-23 21:46:50 | 子育て
秋の深まりを感じる 今日は、
京都 丹波 にある質志鍾乳洞公園へ
家族で探検に出かけました。



まだ、紅葉は進んでいないものの
山は、秋の気配を感じられる
涼しくて 澄んだ 空気が漂い
あちらこちらで 虫の音が聞こえていました。


この公園を訪れたのは、
京都では 唯一の 鍾乳洞があり
なかなかの見応えと聞いていたからです。

管理棟で チケットを購入。
いよいよ 散策スタート!


散策途中に 幸せを呼ぶ 布袋様 発見!
なんだか いい予感?^_^

滑り台で滑って遊んだり
階段の丸太になっている部分を
バランスをとりながら歩いたり


そして、歩くこと 10分。
鍾乳洞入口に到着。


この鍾乳洞は、何億年も前に
この辺りが海だった地形が
年月をかけて 陸になり
二酸化炭素を含んだ雨水が少しずつ
貝殻などを含んだ地形を溶かし
できたものだそう。



神秘的というより
「よくまあ こんな所を見つけて、中に入って
行ったなあ!」という印象。

入口から 少しずつ入ると
直角に降りていく 階段があり


約 25メートル 下まで 降りて行きます。

いつもは、テンションの高い 娘達も
さすがに 真剣な面持ちで
階段を降りておりました。

鍾乳洞内は、ライトで照らされている部分に
苔が生えていて
天然のアクアリウムの中に いるようでした。

私 個人としては、
この鍾乳洞内にいる時、
地球の内部に 進入して行っているみたいで

このまま 突き進んだら

子どもの頃に抱いていた
「ずっと 穴を掘っていったら地球の裏側に行ける!」
って 錯覚を起こすような懐かしい感覚になりました。


身体を動かして遊んだ後は、

我が家に住む フトアゴヒゲトカゲの
アンディーくんのお土産に


コオロギを いっぱい 捕まえて 帰りました。












《危機》子ども達 の様子が変わってきている

2016-10-19 08:00:44 | 子育て
児童養護施設の子ども達と接していて
いつも 気になっている事(違和感を感じいる事)が
あります。

それは、少しの間ですら
目を閉じることができなかったり

遊んでいても、心ここにあらず・・というか
次つぎに 遊びの対象が変わり
自分で 遊びを想像するのが下手で
常に大人が 何か遊びを提供しないと遊べない。

家族のように集団生活をしているにも関わらず
子ども達だけで 遊ぶ事ができない。

なによりも、幼児期独特の『ごっこ遊び』が
全くできない。

ただ、
彼らの場合は、
児童養護施設にたどり着くまでの
家庭環境が 複雑で
虐待であったり、ネグレクトだったりと
大人に甘えることもできずに育ってきた
こともあるので、

愛着不足で 落ち着きがなかったり
自己主張が苦手だったり
多動気味だったり するのも
理解できるのだけれど

あまりにも、想像力や遊ぶ力が乏しく
絵を描いても、年長児であっても
棒人間しか描けない・・と言う現実。

なぜなんだろう?

発達障害等の
独特の個性の子どもが多いからなのか?

それとも、普段の児童養護施設での
子ども達の生活の様子が特殊なのか?


色々 考え 調べていたところ

たどり着き
興味深く読んだ書籍のひとつに

『なぜ、その子供は腕のない絵を描いたか』
があります。


私が抱いていた 子ども達の違和感は
児童養護施設の子ども達だけでなく
日本中の子ども達にも現れていた現状だったんだ・・


長くなるので
この話の続きは 次回 に書こうと思います。