朝ちょいと混んでいる快速電車になんと金さん銀さんが乗ってきた!
元気シャキシャキぺらぺらようしゃべるけどちびっこいし・・誰か席譲ってやれよ!
そう気をもんでいたら、抜け目ない銀さんの方が
ちょろっとわざを使ったらしく・・・・
「譲ってくださるってよ♪いらっしゃい・・・
」と前のほうから
電車の真ん中に立っているアタシと背中合わせにいた金さんに呼びかけた。
ぐりぐり進む方向を察するにドアの横の2人掛けじゃん・・・
なんだってもう1人も譲ってやらんのよ・・・
話し声からするとずっと銀さんは立ったままのようだ・・・
アタシは降り際、一体どんな事情のヤツが座り続けているのか調査してみた。
するとそこには・・7:3で四角い青白い顔のイヤホーンのリーマンが
両膝に置いたグーの手を震わし
あらぬ方向を見上げ大きく見開いたメガネの奥は涙目で・・
必死に歯を食いしばっている姿があった!
バカだなぁ~そんなにつらいなら譲ってやりゃあいいじゃん!
元気シャキシャキぺらぺらようしゃべるけどちびっこいし・・誰か席譲ってやれよ!
そう気をもんでいたら、抜け目ない銀さんの方が
ちょろっとわざを使ったらしく・・・・
「譲ってくださるってよ♪いらっしゃい・・・
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電車の真ん中に立っているアタシと背中合わせにいた金さんに呼びかけた。
ぐりぐり進む方向を察するにドアの横の2人掛けじゃん・・・
なんだってもう1人も譲ってやらんのよ・・・
話し声からするとずっと銀さんは立ったままのようだ・・・
アタシは降り際、一体どんな事情のヤツが座り続けているのか調査してみた。
するとそこには・・7:3で四角い青白い顔のイヤホーンのリーマンが
両膝に置いたグーの手を震わし
あらぬ方向を見上げ大きく見開いたメガネの奥は涙目で・・
必死に歯を食いしばっている姿があった!
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バカだなぁ~そんなにつらいなら譲ってやりゃあいいじゃん!