朝から街が沈黙の中ざわついている・・・・
日曜の朝・・・沈黙の朝
だのに街のざわめきを感じる不思議な朝
早朝散歩に出ると
すでに祭りの正装のじじいが回りを見ながらセカセカ歩いている。
カンカン帽に白の紗の着物に絽の羽織
どんなジジイが着ても格好がいい・・あこがれの正装・・・レザボアドックスみたいに・・・
そわそわどこかに急ぐ半被にふんどしの男
あれは、近所の冴えないおっさんだよ・・・
だけど出番にはまだ早すぎないか?
ミンナこの日を待ちわびていたんだね。指折り数えていたんだね
今年は当番の年。神輿が担げる年
どんなにシミッタレタ日々を送っていても
今日だけは、晴れの舞台
序列もなにも関係なしに、無我夢中で神輿にしがみついて大汗流す
炎天下の街を練り歩く
ひと夏の主役
祭り っていいね。
ハレの舞台だ ハレの日
世界各国どこにでもある神様への祈り
平和を祈る朝