避暑地

アタシがウチの子！

ウチにあれこれ客が来る・・・
大きいのちいさいの・・・どの道決まってムギをいじりたがる！
だからムギは、うっとぉしくって大嫌い！お客さんって・・・
特にちいさいのは、分別ないし・・・とかツンツンしてたのに
この日ばっかは、事情が違った！

チビもチビ！大物中の大物！
ムギなんかこれっぽっちも認識しない
周りのオトナも来ちゃダメ！とか
ムギはネコッ毛だから夏来るのはイヤだね！！とか
隠れたってどこ？なんて探してもくれない！
ミンナ結構冷たい・・・・
始めてだわよ！こんな仕打ち！

すっかり気落ちしてしかも勝気なムギは
大層赤ん坊が羨ましかったんだと思います

彼らが帰った後・・異変が起きました
やたらに目を細めて撫ぜさせるんです！
アタシがウチの子って
大ライバルのワタクシに擦り寄ってくるざます！

あの日以来、すっかりかああいらしいオウチの子モードのムギに変身したようです

晴れたので話を戻すと・・

上映が終わると華々しい花火が、
シンデレラ城の美しいシルエットを夜空に浮き上がらせます（6/28参照）
豪華に何発も打ち上げられている最中に主演のお歴々は、姿を消したようです。

すっかり満足した観客達に、まだまだディズニーランドは開放さて
アイスクリームや温かい飲み物が振舞われ、
いくつかのアトラクションも楽しめます。
そして出口付近で日付入りの記念ＣＡＰもお土産に配られる大盤振る舞い♪

もう深夜1時が過ぎました。

スペースマウンテンの比じゃないハゲシイ1日が、こうして幕を閉じました。

天気に比例して

なぁあああんか体調悪いんだよねぇ～
１０時半に寝て８時半に起きた・・・・単なる寝すぎ・・？
太陽が出るまでまた寝る・・

いいじゃんかよ！

頭突き！頭突き！って！もうっほっといてやってよ！

頭突きするぞ！

いざJACK船長上陸！

ってもねぇ～アタシの席は、ほぼ会場の端っこ一番上。
ドームなら天井に手が届く！みたいな・・・
規模的には、鴨川シーワールドのシャチのショウ会場を一回り大きくした感じですかね・・？

出演者がスポットライトを浴びて船上より手を振り次々紹介されるんですけども
アタクシの目には、光るラッキョウ程度にしか拝めませんでした・・・
判ったことは、ジョニィはお気に入りのボルサリーノをかぶっていて
思ったより大きくない！＆不機嫌そうであった・・・
その３点くらいでありましょうか？

超ハンサムなオーランド人気になにかしらじぇらしいでも？とか
かんぐってしまいます・・・

で・・・そんでもって橋げたが会場に渡され
紹介終わってひとしきり手を振った彼らは、なんと
その橋げたを渡って中央赤ゾーンの観客席に入ってくるではありませんかっ！

そりゃ周りの席のヒトは当然関係者で埋め尽くされているでしょうけども
近所の席のヒトは映画どこじゃないっすよね・・・
ポップコーンは食べるんだろうか？とか眠ったりしないだろか・・？とか
アタシんとこからは、あまりに遠すぎて居ることすらよくわかんなかったですけども。

そして映画の始まりです

内容？それは見てのお楽しみ
間違いない見たほうがいいよ！

風の便りで聞こえる絶叫に・・

レッドカーペットウォークは、闇夜に佳境を迎えているようです・・・
今のは、オーランドかしら・・・？と
途切れ途切れに風の便りで聞こえる絶叫に
そぞろになりながら会場内では、
そろそろ池の上のステージに海賊姿のバンドが入り
ＥＷ＆Ｆだとかそこらへんのノリノリの曲を演奏しはじめます♪

席に着く前には、水やジュース、ハイ、PARTYの終了が午前1時なものですし
お酒はありませんでしたが・・・

ジャックの印刷されたバケツ入りポップコーンが取り放題で入口で配られます。
本気だな・・と思わせるいっぺんに5個位持って行く輩居たりして
さすが大デブ・否環境国家ＵＳＡ！

試写会場入口でカメラ関連は没収されます。
で・・カメラと一緒にパスポート（身分証明書）も預かるシステムにちょっと驚き！

湖畔に設置された席には丁寧に毛布まで用意されていてうれしい限りでございます。

はぁ～いよいよ始まるのねぇ～

ステージだとばかり思っていたバンドが演奏していた浮島が去り・・・
暗闇がら音もなく巨大なブラックパール号が静かに姿を現わして
観客席に横付けされます・・・

絶叫とコーフン！

ついにＪＡＣＫ！登場！

決勝に備えて

注釈

ディズニーランド入口にチェックインの際
係よりこのような試写区分の色別けをされたカードを支給されて
クビからぶら下げての入場。
（２枚に別れていてそれには、こまごまと注意事項や案内地図・
各々の席番号が書かれています。）

ハイ、これが招待客の証となります。
ですから逆にこれなしで歩いているのが、真のセレブってことになります。

のちに席について判ったことですが
どうやら赤がスクリーン中央で１番徳の高い・・というか関係色強いカードと推測されました。

晩餐会場

こんなアンバイにアドベンチャーランド内に着席色ごとに分けて
３箇所のレストランにブッフェがあり（食事内容は一緒だって言われた）
映画を見てからハハァアアアン！だからシーフードパエリャに
あんなにたくさん”ほにゃらら”がのってたのねぇ～とか
超マズ味LA！において、セレブもお招きとあって、さすがに洗練された味わいの
後でもおいしい工夫された料理がたこさん並んでおり

のちにこのガイコツがかけている首飾りは、
上映前に会場のラッキイなLADISに配られていたようです
ええ、アタシには金貨が１枚、ラッキイな私設子分により上納されました・・・

JACKと一緒に

あたしも乗るかも？！だった海賊船・・

前日の試写席設営現場

マリマンは見逃したけど

シュワ知事とかジョンボイドとかが正しく歩む姿を見物し・・
遂に一般客が踏み込めない胸もふくらむアドベンチャーランド特設ゾーンへ到着

ジャングルクルーズの池の中に大きなスクリーンが設置され
それを取り囲むように畔に赤・黄・緑のゾーンに席が分かれてしつらえてあり、
池には幽霊船が浮かんでいます。（ちなみにアタシラは黄ゾーン）

あれに乗ってＪＡＣＫはおでましになるのねぇ～
本来なら乗船できるって話もあったのにぃ～なんぞと
試練が終わってすっかりのびのびした気持ちであたりを散策・・・

さあ！お食事！と思ったら・・・
係のお姉さんが乗り物乗ったの？乗ってからじゃなきゃ食べちゃダメ！って
ニコニコ案内してくれた世界初公開この映画のためにリニュアルされた
カリブの海賊のアトラクションに特別乗車！

ア～タ・・ディズニーで待ち時間ゼロで乗り込む驚き・・・
しかも４人掛をペアでどうぞの贅沢さ！
新兵器を多用しての大迫力きゃぁきゃぁ言って乗りました

ですけど！

気がついたんですの！アタシ！

有名人ばっか歩いているわけじゃないんです。
多分制作スタッフの家族とかイロンナアタシラみたいな
フツーの欧米人が仮装した人、普段着のヒトさまざま闊歩してるんです。
さすがに東洋人は見当たらなかったんですけど・・・

でも・・・うつむいて歩いてるブスを見るほどつまんないもんはないんですよ！
元気に機嫌よく歩いていればなんちゅうことないんです

元気よく歩きました！調子に乗って手まで振ったりして！
カメラマン席のあたりで丁度超有名なモデルだか女優だかとかぶった歩みになってしまって
ドケ！ドケ！ばかぁ！とわめかれているのにも拘わらず
悠然としている自分が面白かったりして
ええ、ちびっ子チキンハートの同行者は怒号にすっかりどんよりしてしまったようですが
スーパー自己中ズーズーしいアタシは、結構楽しくなっちゃった
はぁ～次は上手にするから任しといて！絶対呼んで！
イェイ！ロッケンーロー

想像の範囲外

もうもうもうもう早朝より１０時間以上ずっと待ち構えていて
次は誰が通るんだろうっと大コーフンで
ほっぺたを桃色に染めている大群集のカオ・カオ・カオ・カオ！

その間を歩くわけです！しゃなりしゃなりと～
満面の笑みを浮かべて・・・

はじめは、なにがなんだかわからないまま、キョロキョロと
写真のヒトみたいな誰だかわかんないけどきっと有名人なのね！みたいなヒトを
自分がレッドカーペットに居ながら写真撮ったりしてたんですけどね

あからさまに、誰なんだよ！
お前じゃねぇんだよ！けえれよ！ＪＡＰ！位の
大群衆の落胆と好奇と嫉妬のまなざしに晒され
負のオーラの中を・・ってのは、ソートーの度胸と覚悟が必要で

しかもですよ・・・
短パンとTシャツしか知らない田舎モノのヤンキーどもは
おしゃれとか組合せとか斬新なものには一切拒絶反応起こすみたいで・・・
口をあんぐりされっぱなしでさぁ

挙句にジョニイが歩く時は下々のアタクシ達は、もうここには居てはいけないらしく
海賊船でお出迎えって話もなくなり・・・じゃあオーランドに逢えないのっ！
いっそ群集にまぎれてきゃあきゃあ暮らしたい・・・と策を練ったのですが
派手な衣装も邪魔して
係のヒトにダメです！自分もこっちに居る威厳を持ってください！とか言われるし

そりゃアタシだってね・・・
アタシは女優って言い聞かせて歩いてましたよ！
でもねぇ～やっぱムリがあるでしょう・・・・？
ハァ・・お説ごもっとも・・・アタシは通りがかりのオババですっ・・・て
途中で遂くじけて、うつむいて歩いてしまいましたですの。

またこれが長いんですよ。道のりがね・・・