細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

政治家の軽さ

2005-10-28 21:47:07 | 沈思黙考
「政治家になる方法」という見出しが気になって、SPAを買いました。1ページ目には年収が並び、その後に徒手空拳で議員になった人の体験記が並んでいます。そういえば、私もこの手の取材をよく受けた時期がありました。地下鉄の中で雑誌に目を通した後、議員会館周辺にたどり着くと、障害を持った方々が、政府の提出した法案に反対して、座りこんでいました。存在をかけて闘っている彼らの姿は、間違った決断を行なうと人の命すら奪いかねないという、政治家のある種の本質を示しています。

若い人が政治の世界に入ってくることは良いことなのですが、座りこみを続ける彼らの姿をみるにつけ、小泉チルドレンを契機に登場した「誰でも議員になれる」かのような風潮には、「ちょっと違うのではないか?」という気持ちを禁じ得ません。私も永田町に染まってきた証拠か?それとも政治家として多少は成長したということか?皆さんはどのようにお感じになりますか?