細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

がんばれ!国際活動援助隊

2008-05-18 20:55:25 | 外交
四川大地震の死者は三万人を超えそうな状況です。犠牲になられた皆さんに、心よりお悔やみ申し上げます。

国民の命が危機にさらされている時こそ、国家の役割が問われる時です。国民本位の政治への転換と言う大きな岐路に立たされていた中国政府は、正念場を迎えています。

13年前。阪神淡路大震災で、日本政府も厳しく問われました。政治家が決断できず自衛隊の出動が遅れたこと。国・県・市の連携の悪さで届かない救援物資。

私は現地でボランティアのコーディネーターをやっていました。政治に対するもどかしさを感じる一方で、日本人というのは素晴らしい資質を持っていると確信することが出来ました。水にすら困っている状況にもかかわらず、コンビニに整然と並ぶ被災者。続々と現地に入ってボランティアに全力を尽くす若者達。

個人としては素晴らしい資質を持っている日本人が、政府ということになると動かないのはなぜか。私が政治を志した原点の一つはここにあります。

わが国は多くの国に助けられて大震災から立ち直りました。日本政府は、援助に協力してくれた国々に対して感謝広告を新聞にうちました。本当にありがたいと思ってその新聞を見たものです。

あれから13年。わが国は、国際活動援助隊を海外に送れるまでになりました。時間が経過している状況で、日本の援助隊がどこまで命を救えるかは定かではありません。しかし、間違いなく言えることは、日本人が中国の被災者を救うために汗をかいている姿が、中国の国民に強い印象を与えることです。

がんばれ、日本の国際活動援助隊!中国の国民のために!