間もなくドバイを離れ、帰国します。石油ドップリの中東にあって、ドバイはGDPに石油が占める比率わずか5%と、脱石油をいち早く実現した街です。
写真は、通称「7つ星ホテル」。世界中のセレブが集結する超高級ホテルです。その他にも、世界一の高さを誇るビルやら椰子の木や世界地図やらを形どったの人口島など、何もかも桁違いです。首長の才覚で、いち早く自タックスヘイブンと空港のハブ化を実現したドバイ。何しろ人口わずか145万人のドバイに、成田ど同等の3434万人の空港利用者がいるというのですから、すごいの一言です。そこに、これまた桁違いの中東の金持ちが集中するのですから、経済効果はすさまじいものがあります。
オイルマネーの取り込みには、日本も知恵を絞るべきです。
ドバイほどのすさまじさはありませんが、オマーンも脱石油の途上にあります。
古くから、海洋国家として栄えてきたオマーンは、開放的で明るい雰囲気を醸し出していました。サウジをはじめとした湾岸諸国と比較すると、原油の採掘量で劣るため、観光や水産業にも力を入れています。湾岸諸国の通貨統合にも不参加を表明し、下院議員の選挙を行うなど、他の湾岸諸国とは一線を画しています。やがて湾岸の先進国になる可能性を感じさせます。もっと、日本が関心を持つべき国と言えます。
旅の最期に訪れたのは、夜中のモスクです。喧騒の中にあるモスクで、ジーンズ姿の若者数人が無心に祈りをささげていました。中東がどんなに変わっても、モスクに集う人々の姿は変わらないでしょう。
中東の今を感じることの出来た旅に満足しています。ただ一つの気掛かりは、オマーンの空港で出てこなかったスーツケースが日本に無事たどり着くかどうかです。こればかりは、神に祈るしかなさそうです。
写真は、通称「7つ星ホテル」。世界中のセレブが集結する超高級ホテルです。その他にも、世界一の高さを誇るビルやら椰子の木や世界地図やらを形どったの人口島など、何もかも桁違いです。首長の才覚で、いち早く自タックスヘイブンと空港のハブ化を実現したドバイ。何しろ人口わずか145万人のドバイに、成田ど同等の3434万人の空港利用者がいるというのですから、すごいの一言です。そこに、これまた桁違いの中東の金持ちが集中するのですから、経済効果はすさまじいものがあります。
オイルマネーの取り込みには、日本も知恵を絞るべきです。
ドバイほどのすさまじさはありませんが、オマーンも脱石油の途上にあります。
古くから、海洋国家として栄えてきたオマーンは、開放的で明るい雰囲気を醸し出していました。サウジをはじめとした湾岸諸国と比較すると、原油の採掘量で劣るため、観光や水産業にも力を入れています。湾岸諸国の通貨統合にも不参加を表明し、下院議員の選挙を行うなど、他の湾岸諸国とは一線を画しています。やがて湾岸の先進国になる可能性を感じさせます。もっと、日本が関心を持つべき国と言えます。
旅の最期に訪れたのは、夜中のモスクです。喧騒の中にあるモスクで、ジーンズ姿の若者数人が無心に祈りをささげていました。中東がどんなに変わっても、モスクに集う人々の姿は変わらないでしょう。
中東の今を感じることの出来た旅に満足しています。ただ一つの気掛かりは、オマーンの空港で出てこなかったスーツケースが日本に無事たどり着くかどうかです。こればかりは、神に祈るしかなさそうです。