これから、COP17の会議で南アフリカに発ちます。国会最終盤に海外に出ることを認めて下さった国会関係者の皆さんに、心より感謝申し上げます。アフリカ大陸は、本当に久々です。
気候変動への対応は、地球規模で取り組むべき緊急の課題です。今年もダーバンには、この会議のために、何万人もの人々が集まっています。今週から、クライマックスである閣僚級のセッションが始まります。
私の演説の中では、わが国が国難に直面している中でも、気候変動問題に取り組む意欲を持ち続けていることを率直に伝えようと思っています。原発事故対応の責任者だからこそ、伝えられることがあるはずです。今夏の15%を超える節電の努力、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の導入についても言及します。
わが国は、先進国と途上国が連携した包括的な国際枠組みの構築を目指します。ダーバンで、その道筋をつけたいと考えています。毎回、最終局面では徹夜の交渉になるとのことですので、私の唯一、そして最大の特長である体力をいかんなく発揮して、交渉に臨みたいと思います。