土曜は朝一番に福島に入り、その後、地元・御殿場。日曜は終日、鹿児島の補選に入りました。どこに行っても、民主党に対する厳しい声と同時に、しっかり頑張れという叱咤激励を頂きます。充実した週末でした。と同時に、いろいろ考えさせられました。
先週の党首会談を受けて、明日から特例公債法と社会保障改革国民会議を自公の政調会長に呼びかけねばなりません。来週の日曜には補選の結果が出ますし、その後、国会が始まり、11月に入るとマニフェストの作業も本格化します。まさに、疾風怒濤の日々の幕開けです。
目の前の政局に目を凝らしながら、民主党の果たすべき役割を考える日々が続きます。
自民党は解散に向けてまっしぐらです。すでに、武部勤元幹事長、大野功統元防衛庁長官は世襲が決定。福田康夫元首相、中川秀直元幹事長、田野瀬良太郎元総務会長も、ご子息が有力だそうです。自民党の五役は全員世襲ですので、それを否定する術はありません。
私は二世が議員になること自体は否定するつもりはありませんが、これでは、議員が特権階級、貴族階級になってしまいます。
最近、自民党と民主党の違いが分からないと言われ、愕然とすることがあります。自民党と違い、民主党の人材は多様です。民主党がこれまで共有してきた理念と言えば、行革・無駄遣いをなくす、地域主権、チルドレンファースト、共助、新しい公共などなど。次なる戦いに向けて、それらを形にする作業に入らねばなりません。