私にできること

昨日は二人ほど希望外出で出掛ける人がいて、今日も一人自分の誕生日のハッピーディーで出掛けた人がいる。
誰かが出掛けるとご機嫌斜めになるのが怒りん坊将軍。
昨日は一日中何かにつけ当たり散らしていたが、今日もあの人にこの人にと八つ当たりに転じる。
昼食前、みんなが席に着く頃、「みんな帰れ！」と、また将軍様のお怒りが四方八方に飛ぶ。
時々この時間にＳさんのご家族が食事介助を兼ねて面会にいらっしゃるんだが、今日もおいでになっていた。
こんな時に「みんな帰れ！」と騒ぎ立てる者がいたら、せっかく来てくれたご家族もいい気持ちはしないだろう。
及ばずながら私が将軍様に近寄ってなだめさせていただいた。
なぜか私が一声二声かけると態度を和らげ、ご機嫌うるわしくなるんだよね。
今日も大成功だった。

似顔絵と書のターゲット

最近美術部に顔を出す人が増えて楽しくなったが、その中の一人に似顔絵を描く特技を持ち合わせた人がいる。
スタッフ達をモデルにして、描きまくっているようだ。
今日はそのモデルさん達の前で、力作の似顔絵を披露していた。
私もチラリと横からのぞかせてもらったが、なるほど特徴をよくつかんでいらっしゃる。
特にＭさんなんかもうピンと来過ぎて、思わず大爆笑。
そのＭさんを、私は今度の書道のターゲットにしようとたくらんでいるんだけど、これもすぐピンと来そうだ。
ひとひねりできないかなぁ。（笑）

松のクリスマスツリー

父が亡くなってから、その趣味の一つが弟に受け継がれた。
松の盆栽いじり。 　
父にやれと言われた訳でもないが、その部分の霊だけがある時突然乗り移ったかのように、やってみたくなったようだ。
専門的な参考書など読んで育てた大小様々な形の松の鉢植えが庭にずらりと並んでいる。
毎年どこかの展示会にも出しているようだ。
弟ご自慢のこの松をふとクリスマスツリーに飾り立てたくなった。（笑）
このデリケートな松にそんな飾りなんかつけるな！と叱られるだろうな。
でもミッチーワールドの絵の世界なら許されるだろう。
プライベートなスケッチブックに、私の遊び心を表現してみようかなぁ。

まだ10月なのに毛布とは･･･

一昨日も昨日も外は北風が木々をゆさぶっていたが、今日は冷たそうな雨。
昨夜は布団に入っても体が温まらず、仲々寝付けなかったので、まだ10月なのに･･･と自分で苦笑いしながら、今日は毛布を出してもらった。
若い頃は朝から汗だくになる夏の暑さはうんざりしたが、冬の寒さは平気だったんだけど、これが歳をとるということなのね。
生まれ育った温暖な有馬の方とこちらでは２度ほど違うらしいが･･･。　

世界６位の中田ジャパン

世界バレー、中田ジャパンにとっての最後の試合の相手はアメリカ。
１．２セットをアメリカに連取され、なぁんだと思わせたが、３セット目になってようやくサーブ、スパイク、ブロックと成功し、逆にアメリカがミスしてくれる場面もあったりで、このセットは日本が取る。
そのリズムにのって４セット目は日本がリードする転回になって、ファイナルセットまで持ち込むかなと思わせたが、途中アメリカに追い込まれ、追いつかれ、追い越されて、試合終了のホイッスル。
４年に一度開催のこの大会の日本チームの最終的な成績は６位になった。
世界で６位だから、考えてみればすごい！
メダルの期待もあったから、テレビではゴールデンタイムの生放送を組んで、たっぷりと楽しませてくれた。
決勝戦は、２次ラウンドで日本が勝たせてもらったセルビアと、１次ラウンドで日本とフルセットのいい試合を見せてくれたイタリアの顔合わせになった。
この決勝戦も見たいが、残念ながら地デジでの放送はなさそうだ。

一人のお絵描きタイムは･･･

ナースの一人が、一度果物の絵を描いてみたら･･･と、枝つきの柿やほおづきを持って来て下さった。
今月の美術部の時間が昨日あったんだけど、先月描きかけてあったハロウィンの絵を仕上げたかったので、それにかかってしまった。
えのぐを使ったお絵描きはどうしてもサポートが必要になるので、月一回のこの美術部の時間にしかできないが、カラーサインペンや色鉛筆を使ってなら、一人の部屋ででもできそうだ。
試しに先日母上様への手紙の最後に，サインペンで縁取りし、色鉛筆で塗ったケイトウの花を描き添えてみた。
もちろんえのぐの絵とは全然違うが、それなりに味のある絵になった。
それで時々はそんな絵も描いていけたらと思い、スケッチブックを買って来た。
これは一枚ずつ外さないで一冊のノートとして描きためて行こうと思う。
柿の絵なんかも描けたら、色々持って来てくれたナースにもお見せして、絵心を分かち合えたらと思う。

世界バレー、昨日イタリアと対戦した日本は、フルセットのいい試合を見せてくれたが、残念ながら負けてしまい、ベスト４には残れなかった。
19日の金曜日、この世界バレー５位の座をかけてアメリカと対戦だ。
最後の試合、どんなボールも拾いまくって、これぞ日本バレーというものを見せていただこう。

二度目の奇跡起こらず

二度目のセルビア戦は、終わってみればストレート負けだった。
１～２セットを簡単に取られたものの、３セット目はサーブポイントやブロックなどでリードする場面も多く、もしかしてこのセットいただけそうなムードにもなったんだけど、マッチポイントをにぎったのはセルビアの方で、そのままあっさり試合終了。
二度目の奇跡は起こらなかった。
これで準決勝進出も難しくなった。

世界バレー、３次ラウンドでセルビアと二度目の対決

世界バレーはいよいよ明日あさってと準決勝進出をかけた第３次ラウンド。
メダルを目指す中田ジャパン、１次ラウンドではオランダに負けたが、２次ラウンドで優勝候補のセルビアに勝ったから、およよ･･･。
それに続く一昨日のブラジル戦も勢いにのって２セット連取し、ストレートでいただけそうなムードだったのに、３セット目からガラリと状況が一変して、ファイナルセットはブラジルのペースの展開となって負けてしまった。
でも何とか明日からの第３次ラウンドに進めて、その第一戦はまたセルビアが相手。
二度も勝たせてもらえたら、後はもう優勝して、世界一の中田ジャパンになるしかないところだが･･･。

運動会の小旗

秋のビッグイベントの一つである運動会も９日に開催された。
毎年食堂でやるから、お天気は関係ないが、それがもったいないほど良い天気で、「運動会日和やね」と喜び合っていた。
まだ食堂の天井にはその名残の小旗が四方に張り巡らされている。
月２回日曜日の午後食堂でやるカラオケの予定を変更して、この旗が張られたから、また日曜日に撤去作業をやるのかもね。
旗はスタッフが描いたイラストに、仲間達が思い々々の色を塗ったものだが、絵だけじゃなく、言葉も書かれているので、撤去される前に読んでみたいのだが、何しろ天井になびいているので、首の悪い私には無理。
来年は私もこの運動会の小旗作りに関わっちゃおうかなぁ。

特養から身障棟へのプレゼント

10月から身障棟に来てくれるようになった男性の介助スタッフが一人いる。
新しくゆうなん入りした人ではなく、下の特養にいた人のようだ。
ということは、身障棟から特養へ行った人もいるのかと思っていたんだが、お馴染みの顔はこの２日間に上で見られているから、何だか嬉しい。
ショートステイやディケアなんかで時々ちょっと大変そうに見える人達も利用するようになったし、入所者の私達も段々重度化して来るのがわかっているので、その対策だろうな。
特養とてあり余っている訳でもないだろうに。ありがたいことだ。