フィンランドの老舗メーカー「イッタラ」のカルティオというタンブラー。
きれいな色。。
今日は鎌倉の長谷にお花のお届けがあったので、
帰りに葉山の神奈川県立近代美術館へ行ってきました。
これはそのレストランで撮った写真。
このタンブラーをデザインした、カイ・フランクの展示会を観てきました。
日本・フィンランド国交樹立100年記念と、没後30年でもあることから開催されたようです。
カルティオシリーズは、私も10年くらい前に北欧雑貨のサイトで見て惚れ、
いつか花の仕事を始めたらこのグラスに花を生けたいという思いで、10個ほど買いしまってありました。
今はアトリエと自宅で愛用しています。
イッタラの製品であることは最近知りました。
この先は撮影禁止。残念。
カイさんは3回も来日したことがあるそうで、ここでいちばん感動したのが、その時に撮影された日本の農村の写真です。
カイさんにとって日本文化に触れることは、価値観が180度変わるくらいの衝撃的な体験だったようです。
彼は日本への訪問が、自身を大きく変えたと言っていたそうです。
訪れた際に見学した、農家の家の茅葺屋根を美しく作る所作、手作りの知恵や技術、手仕事から生まれた製品の美しさに感銘を受けたそうです。
「カイは人に想いを寄せた製品を作ることを大切にしたデザイナーだったが、彼が目の当たりにした日本のしつらえの美意識、相手を思いやるもてなしの精神は、想像を上回るほど完成されていたということなのかもしれない。」
(「カイ・フランクへの旅」小西亜希子著 グラフィック社」より)
12月25日までやってます。
出口の外にショップとレストランがあり、海が見えました。
降りていくと砂浜へ続く小路がありました。
とってもいい美術館でした☆
湘南の海や鎌倉の街、とても懐かしく、ほっこり癒されます。
また来ようっと。。
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