午後は、ジャックマールアンドレ美術館を再訪する予定だったので、帰りに美術館の前で車からおろしてもらった。
車の中から見えた建物、フランス銀行と書いてあった。日銀のようなものかもしれない。
これ、たぶん中国の建物だと思うが、マリーエメに「日本の建物?」と聞かれた。このようにまだまだ日本と中国の区別がつかない人は多い。
こちらがジャックマールアンドレ美術館
やはり貴族の館が美術館になっていて、併設のサロン・ド・テが有名でもある。
初めてパリに行くとき、日本人の友人から、「もしヴェルサイユへ行く時間がなければ、この美術館に行くといいよ」と勧められた通り、この美術館はさしずめ小さなヴェルサイユ宮殿?のようだ。
昨日のニシムドカモンドもちょっとそんな感じであるが、ここはもう少し規模を大きくしたといったところか。
とにかく、フランス、ヨーロッパを感じられる美術館である。
初めて来たときは、ここで記念にお茶を飲んだが、今はそれすら、財布が許さない!?もちろん食事もできるのだが、メニューを見ただけで、出ることにした。
そして、身の程に合った?パン屋さんで、サンドイッチを食べることにした。シューケット(シュー生地の小さいもの)をデザートに。
この日は、夜の外食の約束があるので、昼は軽めにしておく必要があるし、何より、下手なレストランやカフェのランチより、サンドイッチ(フランスではバゲット)が外れなく美味しいからだ。
ちがうところへも散歩に行きたかったが、明日からシャンパーニュへ行く用意もあるので、モンソー公園を抜けて、帰ることにした。
そしてマリーエメの家に戻り、翌日からのシャンパーニュ行の荷物を用意して、今日の夕食の約束の場所、シャトードヴァンセンヌに行く。凱旋門からメトロで一本なので、マリーエメが凱旋門まで車で送ってくれた。
この夜は郊外に住む若い夫婦と、その親戚夫婦(←大親友である)がアヴィニョンから会いに来てくれた。一緒に夕食する予定なのでとても楽しみだ。