エレベーターのこんなくらい中から。
無事、救出された私たちを待っていたのはVIPルーム?だった。
責任者の女性は「このまままたカーブ巡りをされますか?」と聞いた。
若いスペイン人カップルは、「イエス」と答えた。
そんなに時間はかからないが、ベンは「この後、実家に行くのにもう時間がない。」(それもあるが、おそらくベンは、かなり参っていたというのが本当だろう)と言ったので、「前に見たことがあるし、今回はいいよ。実家へ行くほうが楽しみ。」と答えたら、VIP?ルームへ通された。
試飲のし放題で、そんなに飲めないのが残念なくらい!?
さらに一本ずつシャンパンもプレゼント。これは当然、と言ったところだろう。何事もなかったからよかったが、本当は一大事である。これくらいで済んでよかったと思うしかない。
ベンの友人も「ごめんなさい。」と言っていたが、「こんな貴重な経験もなかなかできないから」と笑って言っておいた。
実は、あのガイドの女性について「経験があまりないんだ、今日は彼女で悪いけど」と、乗る前にベンの友人が言っていたことを思い出し、「あなたの言うとおりだったわ。救出された時、真っ先に飛び出したわ。(笑)まるでイタリアの船長のようにね」と、付け加えることも忘れなかった。(こういうジョークがフランス人は好き)
もちろん、お礼も言って。「メルシーボクー」右がベンで、左が友人(これは来てすぐの写真)
「VIPルームにも行けたし、シャンパンのプレゼントもあったし、みんな無事で出られたのだから、よかったじゃない。」とベンに声をかけて、実家へ向けて出発。
エペルネーは、2010年も走ったお城のようなシャンパンカーブが並ぶ通りで、壮観である。
モエ・ド・シャンドン↓
ベンの実家ではベンの両親と、先回りして子供たちを連れて行ったアンヌリズが私たちの到着を待っていた。
初めて会ったとは思えないくらい、両親も温かく迎えてくれた。
まずはカーブでの顛末を一通り話し、軽くアペリティフとシャンパンをいただくことになった。
そのあとは、テーブルへ移り、ランチだ。