ヴィルジニと再会し、駅を出ると、ご主人のミッシェルさんが車の前で待っていた。
彼女のご主人もミッシェルさん(私たちの友人の中で7人目くらい?のミッシェル)だった。初めまして、になる。
写真では見ていたが、大きな目をくりくりさせて嬉しそうに迎えてくれた。
その澄んだ目を見て、人の良さがすぐわかった。
車の中からの景色↓
オベリスクがマルセイユにも↓
白いドームはサッカースタジアム↓
マルセイユの駅から町中を通り抜け、約30分弱で小高い丘の上の彼らの家に到着した。
この住宅街は、近くに元刑務所があり、そのせいか、住宅街に入るためのセキュリティの鍵付きのゲートがあった。
マルセイユはよく治安が悪いとか聞くが、最近は少しマシになったという話もある。
少なくとも彼らの家の周辺は問題なさそうであった。
マルセイユの駅の方に行くことはこれ以外なかったので、実際のところはどうなのかはわからないままであった。
さて、家に着くと、庭には大きなプールがあった。
これも写真で見た事があった。そうか、家のプールだったんだ!と改めて確認。
中に入るとまず私たちの部屋に案内してくれた。二階だ。二人の愛娘のエンマの部屋もあった。
力持ちのミッシェルさんも、大きなスーツケースの重さに驚いたようだった。
荷物の整理が終わり下に降りると、「何か食べる?」と言われた。実はお昼は抜こうと思っていたので、「済ませていく」と言ってあったのだが、ミッシェルさんの手料理のラタトゥユがあると言うので、それじゃあ、と頂くことにした。
このラタトゥユ、今まで食べたり、作ったりしたものとは比べ物にならないくらいのおいしさだった。手作り野菜だからか、いや、やっぱり料理上手なのだろう。
それを伝えると、ヴィルジニの料理上手なおばあちゃんも、ミッシェルさんのラタトゥユが大好きだと言うから、折り紙付きである。
そしてお土産に持ってきた、ミッシェルさんのリクエストの魚釣りのルアーを出すと、大きな目が子供のように輝いた。
日本のルアーは評判らしい。ひとつ2000円もするルアー始め、専門店でいくつか買って、1万円を超えるルアーの総額だったが、これだけ喜んでくれると、またプレゼントしたくなるくらいだった。
これだけで、マルセイユの滞在が楽しいものになりそうな予感があったが、もっと楽しくなる彼らの宝物を このあと迎えに行くことになる。
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