フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

ニースからマルセイユへのTGV・・そしてヴィルジニが待っていてくれた。

2023-01-25 09:30:53 | 2022年秋:3年ぶりのパリ、そして南仏

ニースからマルセイユへ向かうTGVで楽しみにしていたのは車窓。

フレンチリビエラと言われる海岸線の景色は美しいはずだったが、窓がびっくりするぐらい汚れていた。これでは新幹線と比較にならない。

せっかく美観を大事にして、線路を作るフランスなのだから、窓の汚れはあまりにも残念過ぎる。

フランスに来ると日本の電車、新幹線のどれもがきれいに清掃されていることを改めて感じる。

 

2016年は空路でパリに戻ったので、今回はプロヴァンス経由で久しぶりに陸路で戻ることになったが、ずいぶん前にもカンヌからアヴィニョンへ乗ったことがある。

その時は気づかなかったのが、葡萄畑。

途中から葡萄畑がたくさん見えてきた。マニュエルが言っていた。彼らはよく南仏にバカンスに行く。ラ・シオタという駅から彼のおばあちゃんの家が見えるとか、葡萄畑がたくさんあるが、今はオリーブが多く見える季節だとSNSで送られてきた。

ここまでコロナに関しては何の心配もなかったが、ドキッとすることがあった。それは前席の若い旅行者がマスクなしでひどい咳をしていたのだ。

私たちは、もちろんTGVの中でマスクをしているが、公共交通機関以外ではマスクは着用していない。

それ以外対応のしようがないが、この時は改めて、気を引き締めた。

 

そうこうしているうちに列車はマルセイユのホームに到着した。ほぼ定刻である。

約2時間半くらいだ。

距離にすると長いマルセイユ―パリ間も3時間弱なのは、TGVのスピードに合う良い線路だからだ。逆にマルセイユからニースへ向かう線路はスピードに耐えることができないグレードの線路だから時間がかかるということだ。

 

さて、待ってくれているのはヴィルジニ!!2010年はリールの駅で待っていてくれた彼女。10年以上経っても変わらない笑顔がそこにあった。

 


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