年末調整をしながら思った事

　ココ何日かは年末調整の作業に没頭しております。

　いつもより還付金は確かに少ない！たまに多額の還付の人は住宅取得控除がある人だけですね～

　でも何かへンですよね。住宅ローンというのはつまり借金で、そういう借金の多い人が税金で優遇されているというのは・・・何か違和感を覚えるのは私だけでしょうか？理屈では理解できるのですが、じゃあ住宅ローンだけじゃなく教育ローンだって・・・とか言い始めるとキリがありません。

　私、なんとなくこういうこと最近多いです。ハイ

さあこれからは年末調整です

　本日やっと年内の税務調査などなどが終了し、いつになく年末調整の段取りが遅れてしまっていることにしっかりと気がつきました。
　自分で言うのもなんですが、わりとせっかちなほうで年末調整については早め早めに処理するのが少しだけ自慢だったのですが・・。（誰もほめてはくれませんでしたけれど）
　しかし今年はスタートがある事情により約一週間遅い！さあ頑張るぞ～！
というわけで、年賀状は来年皆さんのところに到着することになりそうです。
　勝手ながらなにとぞご容赦くださいませ
・・・あれれどちらにしても到着は来年ですね（笑）

平成19年 税法改正の話です

　来年平成19年3月決算法人から、役員給与が800万円以上の同族会社（本当はもっといろいろ複雑なのですが詳細はここでは省きます）は本来給与所得の場合に控除できる金額を法人税計算のとき加算されるという新法ができました。

　この法律については、発表されてからずいぶんと批判もあり昨日の平成19年税制改革の中にこの法律の改正が盛り込まれました。これは少し驚きでした。
　平成19年4月1日から始まる決算からこの８００万円を１６００万円に変更するということらしいです。ただ平成１８年度は８００万円のまま・・・

　税理士の端くれとして、税制は政治ですというのは理解できるのですが、やり方があまりにも荒っぽいし、どうしても今の税法の考え方の基の部分を外れているような気がします。これからは分かりやすい税法を目指さなければいけないのにさらに複雑怪奇な法人計算になっていくようで・・・なんだか複雑な気分です。
　

会社法が変わったので・・・

　今年5月に今までになく大きな会社法の改正がありました。

会社に関して、設立をしたり役員を決めたり資本金の金額とか任期は何年か、株主総会や取締役会は云々　そんな決め事の法律です。当然税理士も必死で勉強します。（私ももちろんしていますよ～）

　でも、理屈では分かっても実際に登記をしたりする事はやはり司法書士さんにはかないません。なんせそちらの専門家なのですから！

　税理士というのは何かするときの入り口になるようです。この質問は弁護士さんで、こちらは司法書士さん。あちらは社会保険労務士さんでこっちは不動産鑑定士さんそれとも区役所！かなあ～？？？？　

　そんな訳で、私もその道の良い専門家とたくさんネットワークでつながっていたいと日々努力しているのです。

税金・税金とはいうものの

　皆さんは税金というとまず何を思い浮かべますか？
まずは所得税（源泉所得税ともいいますね）会社を経営している方なら法人税・
そしておなじみの消費税・住民税・固定資産税などなど

　しかしまだまだありますね・・・社会保険関係（年金・健康保険）労災保険（雇用保険）　身近なところでは今話題の自動車税・重量税・ガソリン税・軽油税

　ご自分で納得してもしなくても、とりあえず自分で計算して払う税金はまだ怖くはありません。本当に怖いのは知らないうちに支払わされている税金だと思います。知らないうちに税法はすごいスピードでかわっていますよ

　サラリーマンの皆様、今年のボーナスは少し楽しみにしているかもしれませんね
でも明細を見てびっくり、社会保険雇用保険のなんと高いこと！！！
手取りをみてがっかりしないでくださいね～
　　

ブログはひらいたものの・・・

　昨今はやりのブログというものを開いてみたものの、突然の税務調査の対応や急な11月提出の法人決算の依頼などに忙殺されて更新できませんでした。トホホ～
　なにげなく毎日見ている他人のブログですが、それなりに大変なのですね！なんでもやってみなければわからないことに気がつきました。感謝感謝

　最近新規に事業を立ち上げる元気な方が増えているような気がします。そんな元気な方達に一言・・・このブログと同じです。やってみるとわからないことだらけですよ。何が分からないのかわからない！？
　そういう時にこそ、その道のプロつまり税理士にアドバイスしてもらってください。特に税金関係は最初の対応がものすごーく大事なのです。最初新規事業をする時にお金がかかるのは重々わかっております。でも最初だけでも絶対にアドバイスを受ける事をおすすめしますよ。