女性税理士の幸せブログ

☆江戸川区瑞江駅前で税理士事務所を開いている土屋みどりです
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いまどきホームページもない税理士なんて

2007-03-26 19:04:58 | Weblog
 先日、ご相談にみえた若いお客さまに言われた言葉です。

「いまどきホームページもない税理士なんて、信用できない」

!!ちょっと驚き、それから妙ににものすごく納得しました。(変な日本語ですね。ごめんなさい)

 実のところ私たち税理士業界はつい何年か前までは、広告宣伝をすることが禁止されていたんですよ。だから営業はものすごく苦手。というか慣れていない・・・
看板一つだすのも大変だったんですよ。今から思うと信じられませんね~

 あるセミナーにいったら、営業のベテランがいうには、この税理士という業界は我々営業にとっては、簡単に顧客なんか増やせる数少ない業界だそうです。チョロイモンダ~だそうです。

 そういう意味では、おもしろい業界になってきたんですね。お客様も自由に税理士を選べる時代になりました。どうぞご自分の目と耳で税理士を選んでくださいね!

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営業の達人(その五)

2007-03-24 21:29:30 | Weblog
 「自分のお金で手土産を持って、今すぐそのクレームをつけたの客のところへ行き頭を下げて謝って来い!」

 社長はそういうとまた少し静かな落ち着いた声のト-ンに戻り言いました。

 その上で、今回のクレームに関しての実際の対処方法を相談しよう。値引きになるか他の仕事をサービスするかなどは、臨機応変にしてゆくことになる。社員の責任は社長の責任なのだから、私もベストをつくして一緒に対処することにしよう。

 ちょっとカッコいいなあと思いましたが、しかし実は次の話が私は一番さすがだと思う内容でした。

 「客を最初に怒らせた君は営業マンとして大失敗した。だが、このクレーム処理が終わったあと、再度その客から仕事の依頼がおまえにきたら、そのときが君の勝ちなんだよ」

 社長の言うには、こういう場合このクレームを乗り越えてなおかつ仕事が続くようなら、前よりも確実にその営業と客との間に信頼が生まれるのだそうです。最後に自分が勝てばいい!!営業はそういうものなのですね~
 キビシイ世界ですね。でも、こんな事は営業さんたちは当たり前のことなんですね。でも私にとってはつまらないドラマをみるより面白かったです!!

 さてこれを読んでいるお客としての立場の方たち。
無理なクレームをつけて仕入先外注先をいじめていませんか?
得をしたような気持ちでいると、知らないうちに仕事面で、仕返しをくらって損をして負けているかもしれませんよ。ご用心ご用心・・・

 
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営業の達人(その四)

2007-03-17 20:38:34 | Weblog
 客にいわれなきクレームをつけられ、最初にお客を感情的に怒らせてしまった若い営業マンに社長はこう教えます。

「こうなってしまっては、この仕事に関してはもう利益は望めないだろう。当然おまえのノルマ給与もゼロか、最悪減給になるかもしれない」

「こういう場合の客のクレームは言い始めたら、終わりがない。今後の取引もなくなる可能性もある。この仕事は、もう利益なしの仕事だ。そこからはじめよう」

 そして、社長はすこし声をおおきくしてハッパをかけ始めました。

「これからすぐ、自分の金で手土産を買って、その客のところへ行け。そして、何度でも謝罪してこい。その仕事の処理をどうするかは、社に帰ってから相談することにして、とにかく謝り倒してくるんだ」

「今、行きたくない気持ちは痛いほど分かる。悔しい気持ちもよく分かる。でも、今このタイミングですぐにその客のところへ行かなければ、今後決して優秀な営業にはなれない」

 自腹をきって手土産を持って行く。ココがミソでした。

 この話がずいぶん長くなってしまい申し訳ありません
次回でやっと営業の達人の最後の話になります。こうご期待!!
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営業の達人(その三)

2007-03-11 13:58:06 | Weblog
 自分はなにもミスをしていないのに、クレームをつけてきた客を怒らせてしまった若手営業マン。
社長は、とにかくその最初の対応が間違いだと言い聞かせます。

 「客がクレームをつけた時点で、おまえはすぐに謝罪をすべきだった」

 会社のミスでも自分の不手際でもない、言いがかりにも近いクレームに、なぜ謝罪をしなければならないのか?若手営業マンもそして隣の部屋で聞いている私も、そして大方の方もそう思う事でしょう。

社長は続けます。
 「何に対して謝罪するのか解かるかい?」

「客がクレームをつけるということは、理由がなんだとか、誰が悪いとかの以前の問題で、とにかくなにかその仕事に不満を感じたという事なんだ。良い悪いではなく、まずはその不満を感じさせたことに関して謝罪をするんだよ」

「最初にそれをしないで客を感情的におこらせてしまったら、それでもう営業はおしまいだ。もう、それからの対処は望めないんだ。誰のミスでもどんな理由でもそうなったらもう関係ない」

 客にクレームをつける不満を与えてしまった事に対して謝れという事であって、してもいない自分や会社のミスや不手際について謝れということではないということですね。

 うーん、なるほど!!
そして、こうなってしまった後の対処方法についても営業の達人の話は続きます。

 またまたまた次回に続きます。
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営業の達人(その二)

2007-03-05 19:58:38 | Weblog
 客にいわれなきクレームをつけられて、会社に帰ってきた営業マンに社長はまず言いました。「悔しいだろう・・」

 そして、静かな声でその営業マンにたんたんと教えの言葉をかけ始めました。

「だが、おまえは営業として最大の失敗をしてしまったんだ。その一番の失敗は、客を怒らせてしまった事だ。」
「自分のミスでもないのに、クレームをつけられた。お前がどうしても謝ることができずにいるうちに、客は理屈ぬきで本当に怒ってしまったんだ。理由はどうであれ、感情的に怒らせてしまったら、そこで営業はおしまいだ。」

 営業マンは、きっと納得できずに顔をこわばらせていた事でしょう。(私はその時、隣の部屋で会話だけしか聞こえていなかったものですから)

 しかしそこからが、さすが何百回もクレームをくぐり抜けてきた社長の体験からくる言霊が始まります。

 「営業だから、そんなときでも人間としてのプライドを捨ててまで謝罪しろといっているのではないんだよ・・・」

 またまた次回に続きます。
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営業の達人(その一)

2007-03-03 20:04:29 | Weblog
 確定申告で忙殺されている今ですが、あえて関係ない話を一つ。

 かねてより私が営業の達人だと勝手に思っている50代の社長が居ります。もう20代からのお客様で、試行錯誤を繰り返しながらも業績をあげ、なかなかすばらしい会社に成長しています。
 この社長は、若い頃から営業の才能はピカイチで、いまでもその気になれば社員の営業マンの3倍はたぶん営業してしまう事でしょう。でも、それでは会社は大きくはなりません。そこで、ひとりでも多くの優秀な営業をそだてることに力を入れていらっしゃいます。

 先日巡回監査にお伺いしたときの話です。なにやら新人の営業マンと得意先とのトラブルでのお話の途中でした。「すこしお待ちくださいね」とのことで、隣の応接室でその会話が聞こえておりました。
 どうも、この会社の営業マンのミスではないのに、いいがかりのようなイチャモンをつけられて、どうしても納得ができずに社に帰ってきたようです。

 さて、その営業の達人・会社社長はどのようにその問題について若い営業マンに話をしたのでしょうか?

  開口一言「悔しいだろう・・・」

 さてさてその続きは次回をお楽しみに!!
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