3月に仕込んだ手前味噌を、12月に入って開封しました。
重石を外した時の様子は、こんな感じです!
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表面にカビがついています。
いろんな微生物が生きているんですね。
押し蓋とラップを外すと、こんな感じです。
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まだ熟成が浅い感じですね。
使う分を小さい容器に取り分けました。
味噌作りをはじめた当初は、開封時のカビに衝撃を受け、
カビが出ない方法は無いかと、あれこれ試しました。
塩や、さらしや、笹や、酒粕……いろんなもので蓋をしてみましたが、
全くカビが出ないということはありません。
表面のカビを取り除けば中は無事なのですが、
私は開封後も常温保存したいので、使う分を取り分けた残りの味噌は、
もうひと夏を越す間、表面にカビが発生しやすい状態が続きます。
使う分を取り出すたびに、表面の味噌ごとカビを取り除かなければならず、
「もったいないなー」と、残念な気持ちになっていました。
そして今、一番良いと思っている開封後の保存方法は、これです。
ラップをした上から、大きめの押し蓋を乗せておくだけです。
開封後は、この上に重石は置かずに、甕の蓋をして冷暗所で保存しています。
このかなり大きめの陶器の押し蓋(落とし蓋)が、
味噌の表面にピタッとくっついている状態が、とても良いのです。
このように、空気に触れる部分が少ない状態で保存すれば、
夏も、ほとんど気にならない程度しかカビが出ません。
それでいて完全密封ではないので、
味噌は呼吸し続けていて、ゆっくり熟成していきます。
とてもシンプルな方法なので、気に入っています。
開封後の一番はじめは、蕪のお味噌汁にしました。
やっぱり美味しいわー。
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