自然農あさゆふ通信

谷沿いの小さな集落に移り住んで14年。
山と川に囲まれた田畑や自給生活の様子など、自然農のある暮らしを綴ります。

うちの田畑 2016月11月17日の様子

2017年02月01日 | うちの田畑

 

2016年11月17日の朝、

家の前の畑に向かうと、

うっすら霜がおりていました。

 

 夏草の亡骸と、幼い冬草に包まれ、

うっすら霜をまとう、

サニーレタス。

ああ・・・また、この季節がやってきたね。

 

 お日様が山の影から顔を出すにつれて、

霜がとけてゆきます。

 

 

たいへいさんが、里芋を収穫してくれていました。

 冬の間の、大切な食べ物。

芋穴に貯蔵して、長くいただきます。

 

里芋の手前の元気な葉っぱは、菜花です。 

このあたりで長く栽培されてきた種をいただいたので、大事につないでいます。

秋から冬の間は、間引いてザクザク刻んで、

お好み焼きにしていただいています。

とても美味しいです。

春になったら、蕾もたくさん出てくれることでしょう。

 

 

田んぼの畦まわりに育った大豆。

 昨年は、ほとんどネズミと猿に食べられてしまったけれど、

今年は、いろいろ対策をして、

元気に、たくさん実りました。

わあーい、お味噌を仕込もう!

お醤油も仕込もう!

お豆腐も作ろう!

 

 

お野菜いろいろ元気です。

 

天王寺カブ。

可愛いし、美味しいし、大好き。

 

六条大麦「春雷(しゅんらい)」の芽が、出ていました。

お家で炒った麦茶、すごく美味しかったので、

増やそうと思って、多めに種をおろしました。

 

玉ねぎの種取りに挑戦中・・・。

以前に一度、失敗しています。

今回は、うまくいくかなー?

 

山東菜も、元気。

 

今年は、ほぼすべてのアブラナ科野菜の種を、

10月に入ってから降ろしました。

ダイコンサルハムシ対策です。

お蔭で、被害は少なくおさえることができたと思います。

 

ダイコンサルハムシ対策については、下のページをご参照ください。

→ ダイコンサルハムシによるアブラナ科の被害

 

お鍋にかかせない、春菊。

これは、うちでは虫に食べられないなあ・・・。

 

さあ、今日は稲刈りの続きをするぞー!

 

 

完熟した品種から、順番に刈っています。

 

 今日刈ったのは、モチの赤米です。

 

「名前は知らないけど、イノシシにもカメムシにも強いよ」と、

知人から分けていただいて、つないでいます。

 

今年になって、別の友人が、

「籠神社(このじんじゃ)の御神米(ごしんまい)なのでは?」と、

教えてくれました。

 

籠神社の御神米は、うちでもカメムシに吸われません。

ありがたや~。

 

ノギが長くてフサフサした姿が、

とても豊かに美しく見えます。

 

別のお米(うるち米)ですが、稲玉がついているのを発見しました。

コウジカビの塊。

 

極晩生の緑米は、

まだ生き生きして茎が青く、瑞々しさがありますので、

稲刈りは、もう少し後にします。

 

 稲刈りに夢中になって、

ちゃんとお昼ご飯を作る時間が無かった・・・。

オムレツサンドに、

自家製マヨネーズをのせて、

畑で摘んだレタスとルッコラをギュッと挟んで、

いただきまーす。

 

スローフードなのか、

ファーストフードなのか、

よく分かりませんが・・・。