急に暑くなった日や 活動の初日は特に注意を!
◆熱中症は気温などの環境条件だけではなく、体調や、暑さに対する慣れなどが影響して起こります。
人間の体は暑い環境での運動や、作業を始めてから3~4日経たないと、体温調整が上手になってきません。
このため、急に暑くなった日や久しぶりに暑い環境で活動したときには体温調整がうまくいかず、熱中症になる人が多くなってきます。
1、気温が暑い 2.湿度が高い 3.急に暑くなった 4.風が弱い こんな時は注意が必要です。
◆こんな人は特に注意
1.持病のある人 2.高齢者、幼児 3.普段あまり水を飲まない人 4.肥満の人 5.睡眠不足 6.体験入部の方や入部間もない児童
(初めての環境での緊張と練習メニューに慣れていないため)
◆こんな時は熱中症の疑いがあります。
1.めまい、立ちくらみ 2.大量の汗が出る 3.足がつる 4.ろれつが回らない 5.頭痛、吐き気 倦怠感 6.突然座り込む
◆こんな場合は重傷です。至急 救急車を!
1.自分で水が飲めない 2.呼びかけに応答がない 3.痙攣する 4.顔面蒼白となる
◆熱中症時の対処法
1.涼しい場所へ移動し、足を高くして寝かせる。 2.衣服を緩める。嘔吐時の詰まりにそなえ顔を横にする。3.体を濡れたタオルで拭き
保冷材でおでこや首筋、脇の下、足の付け根の動脈にあて、うちわであおぎ、体温を下げる
4.水分(スポーツドリンク)で十分な水分補給をする
◆ 熱中症にならないための予防策
1.練習前や寝起きの十分な水分補給(スポーツドリンクや麦茶がよい) とこまめな給水
2.帽子の着用と風通しの良い衣服。3.空腹や寝不足は危険(軽い朝食で塩分、糖分をとる)
※今後、陸上部の熱中症対策として十分な保冷材、冷却スプレー、スポーツドリンク、氷、救急セットを常備して対応します。
児童からはなかなか自分からしんどいと言いにくいため、容態が少しでもおかしいなと気づいた児童については
コーチ、指導者のみならず保護者の方々で声掛けや休息を促すよう宜しくお願いいたします。
また、朝から体調が悪そうな児童や、怪我をしている、持病がある児童は事前にコーチ、監督へ相談していただきますよう
宜しくお願いいたします。別メニューや見学等で対応します。
熱中症は いつでも、 どこでも、 誰でも おきうる症状です。自分は体力があるから大丈夫だろうという過信は禁物です。
今一度熱中症について十分な認識をもって予防、対応に従事してください。
広報 隅井