三河組blog(新)

三河組は大型機械、巨大構造物を研究する同人サークルです。

ふゆやすみ艦船巡り旅行記三日目

2014-01-13 | 駄文日記
三日目は18きっぷでほぼ帰るだけの行程ですが
せっかくなので呉線沿いにある戦争遺構を見に行くつもりでしたが…

降りる駅間違えたー!

そんなわけでひたすら自転車漕いで山を駆け下りて目的地へ…


目的地はこちら。

写真奥にある奇妙な形の防波堤です。



奇妙な形の防波堤の正体はコンクリート製の輸送船、「武智丸」。

この船は戦争中の物資不足の頃に作られたコンクリート製の貨物船で
第一~四のうちの二隻がここで防波堤としての余生を送っています。


第一武智丸を船尾から船首を眺める。
こちらは一部が陸の防波堤と一体化していますが、船下の砕石が洗われた所為か
船体が傾いて一部が堆積していますが、まだまだ船体は原形を保っています。


第二武智丸の船首から船尾をながめる。
船はお互いを背中合わせで接地されていますが、第二武智丸はかなり良い状態を保っています。
船体には「水の守り神 武智丸」と看板が設けてあり、地元民からも大事にされているのがよく分かります。
船首は錨を通す部分の鉄の構造物が残っています。


中央甲板上から船倉を眺める。船底内部の構造が透けて見える。
船内はスクリューのシャフト穴や他に開けられた穴などから浸水していますが
堆積物は余りなく、船底の構造がうっすらと見えます。


船尾内部。この上にはブリッジがあり、この下には機関部があったようです。
両舷の壁には舷窓もしっかり枠付きで残っています。

今回、ここにコンクリート船があると言う話だけ聞いて
予備知識無しでここに来たのですが、自分が想像していたのは
突貫工事で作った泥舟みたいなふねでしたが、実物を見ると
かなりしっかりした構造で結構頑丈な作りにびっくりしました。
あとでWikipediaでみてみるとコンクリート船の建造のノウハウは
戦前から研究されていたようで、この船もそのノウハウに
よって作られたようです。
「武智丸 - Wikipedia」より

ちなみにここ、安浦漁港は牡蠣が名産のようで港内に直売所もありますので
興味のある方はちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょう?

今回は先述のトラブルで立ち寄る時間もあまり無く
急いで駅に戻りました。

帰りは旅の疲れでうたた寝しながらゆっくり普通列車に揺られて帰りましたとさ。

めでたしめでたし。
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ふゆやすみ艦船巡り旅行記二日目

2014-01-09 | 駄文日記
旅行二日目は呉が目的地。


下関市で宿をとったので今日の起点はここから。

駅で迎えてくれた電車は変顔の115系。

そこから広島まで電車を乗り継ぎ、ここからは呉線に乗り換え。

この日は瀬戸内マリンビューで向かいます。

そして呉に着いたら急いでフェリーターミナルへ。

ここには港内を一周する遊覧船(桟橋に留めてある小さい船)があるので
このフェリーターミナルでそのきっぷを買います。



遊覧船で最初に案内されたのは潜水艦桟橋。

新型潜水艦のそうりゅう型と潜水救難艦のちはや


独特なシルエットをした船体の敷設艦むろと


汎用護衛艦のいなづまとうみぎり


練習支援艦のくろべ、てんりゅうと奥には輸送艦のおおすみ


護衛艦いせ


シンガメ[ル向けの大型クレーン船

遊覧船での周遊を終えたら、アレイからすこじまの公園へ

潜水艦桟橋はたくさんの潜水艦が。


退役した輸送艦ゆらと相C艇さくしま


係留されたたくさんの護衛艦群


公園で保存されているクレーン。

このあと、歩いて行ける距離にある港を一望できるお立ち台へ。

輸送艦おおすみ


潜水艦桟橋の潜水艦群


潜水艦群と護衛艦群


護衛艦の他にも補給艦や相C艇母艦の姿も。

撮影を終えたらこのあとは余った時間で大和ミュージアムにいきましたけど
やはり短い時間ではそんなにまわる余裕はなかったので

また時間のあるときに行かねば…。


晩ごはんはいせ屋の特製カツ丼でした。ごちそうさまでした。

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ふゆやすみ艦船巡り旅行記一日目

2014-01-08 | 駄文日記
おひさしぶりです。くれはです。
今年はお正月の後半に18きっぷを利用してちょっと旅行に行ってきましたので、その時のレメ[トでも。

まず一日目は九州は佐世保。米軍や海自の艦船を見に行ってきました。

最初に向かったのは佐世保市街を一望出来る拠」岳の展望台。

ここまで、googlemapの徒歩ナビで登山道を勧められてしまい、たどり着くのに苦労しました。
しかしその景色は霞んでいてちょっと残念な感じに。






船の名前はとりあえず分かったものはこんな感じ。

このあと山を下りてSSK造船所へ。

工場に立ち並ぶ造船クレーン群。


ドック内は特に船は無し。


工場のシンボル、100年前から稼働する250tクレーン。


隙間から見える海自護衛艦群


米軍の揚陸艦、ボノム・リシャールとアシュランド

工場群の展望を楽しんだら市街地に戻って遅めの昼に。

佐世保バーガーおいしゅうございました。

最後に港南側から別の岸壁に繋留されている護衛艦を見に。

あけぼのとあきづき、じんつうといそゆき。

こんな感じで艦船巡りをしてから九州を離れ、一泊目の宿へと向かいました。


今日の教訓:自転車ナビは徒歩ルートで検索してはいけない(戒め)


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あけましておめでとうございます。

2014-01-02 | 駄文日記


あけましておめでとうございます。
去年は全くblogを更新出来ませんでしたので
今年はもう少し更新ペースを上げていきたいと思っています(願望)
今年も三河組をよろしくお願いします。
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