演歌をあまり聴かなかった私が一番好きな
演歌というと、八代亜紀さんが唄う『舟歌』だ!
『駅/STATION』で高倉健さんと倍賞美津子さんの主演で男女の悲哀を描いた1981年の映画である。
お二人の何とも言えない表情。
そこに情景を唄につづったような『舟歌』が流れてくる。
その歌詞が2人を暗示しているように長く流れていく風景は眼がしらが熱くなった記憶が蘇ってくる。
それ以来、『舟歌』を聴くたびにその情景を思い出す。
八代亜紀さんは演歌歌手というジャンルにありながら、あまり和服を着たイメージがない。
それもまた彼女の魅力だった。
私と同年代でしかも、とても色気を持ったハスキーな歌声で、若いことはこのような女性がいいな~と考えていたし、今もそう思っている。
ちなみに『駅/STATION』で『舟歌』が採用されたのは、1979年のヒット曲『舟歌』を高倉健さん推挙したそうである。
趣味の油絵も才能あふれる絵画ばかりである。
天国でハスキーボイスで唄っていてほしい。