以前から地震大国の日本で原発が多くあることに
大いに不安を感じている。
東北大震災が想定外ということばで福島原発事故を仕方なかった、防ぎようがなかったという報道をみたが、仕方ないという範囲を超えた影響がでていることを鑑みて、本当に原発が必要なのだろうか?と疑問が出てくる。
今回の能登半島地震で志方原発も運よく停止中で電力会社は地震後当初問題ないとしていたが、外部電源や非常用電源が一部使えなくなり、放射線監視装置(モニタリングポスト)の一部も測定不能になるなどのトラブルが次々に明らかになった。
変圧器が故障して油が漏れ、外部電源5回線のうち2回線が使用不能になった。16日の余震後には1号機の非常用発電機3台のうち1台が試運転中に自動停止した。
もし放射能が漏れた時の近隣の住民の避難ルートにしても、今回これだけ道がズタズタになって交通が遮断されている中では身動きが取れなかったと想像すると怖い。
なので、大都市圏の近くには原発を建設しないのだと改めてそうなんだろうなと考えてしまう。
原発での電気料金は安いということだが、本当なのだろうか?
廃炉費用、核廃棄物の処理費などを含んでいるのだろうか?
今の福島原発の廃炉作業を見てても何十年もかかる費用は?と思いたくなる。
原発に頼らない電力をもっと積極的に検討すれば良い知恵や良い技術開発が出てくるはずである。
現在でも、温泉が多く湧き出る日本で地熱発電(例えばスーパーの社長が地熱発電開発)、急峻な地形の日本で大きなダム発電だけでなく小水力発電、大型の風車発電でなく高効率小型風力発電、高効率太陽発電など、検討すべき事柄は多い筈であるが、どうも政府は(利権があり?)積極的でないようだ。
皆さんどう思いますか??