今日は色彩検定のおはなしです。
こんにちは。mikoです(^-^)
10月に入り、色彩検定の冬期試験が近づいてきました。私は2016年度に色彩検定1級を独学で取得しました。
1級は1次試験と2次試験がありますが、2次試験の情報はあまり多くありません。
そこで、私の2次試験の勉強を記録しておきたいと思います。
私と同じように独学で1級取得を目指している方の、ほんの少しでもお役にたてれば嬉しいです(*^-^*)
なお、勉強法は人それぞれで合うやり方が違うので参考程度にお読み下さいね。
1級の勉強期間は約1年間、合間に東商のカラーコーディネーター3級を受験(勉強期間3ヶ月)
2次の勉強を始めたのは試験日の約4ヵ月前で、3級2級の復習と1級1次の勉強も同時進行していました。
3級から1級1次まではマークシート方式ですが、2次試験は記述式で実技があり、色を見分ける視感測色(マンセル値も記入)、カラーカードを使った配色問題です。
3級2級1級1次の学習内容が理解されていて、しっかり頭に入っていることが基本です。
PCCS色相環とトーン図を書けるようにしておく
配色問題の時に使用、できるだけ短時間で正確に書けるようにしておく。
解答用紙にはメモ欄がついていて試験開始すぐに色相環とトーン図を書いておくと作業がスムーズにいく。
簡単に書くとこんな感じです。
基本は24色相が全部書ける、「黄みの緑」「赤みの紫」など色の名前も全部書けること。
私の場合はこんな感じ(見づらくてごめんなさい)
ある程度、頭の中だけで色相環とトーン図を使って色の分析が出来ると楽です。
例えば、問題文で「〇〇色とトライアドとなるもっとも高彩度な色」「トーナル配色で使うトーンの中で最も彩度が低く、最も明度が高いトーンの中から」を読みながら、だいたいの色が頭に浮かぶ。
各トーンのイメージを覚える
ビビッドトーンなら「鮮やかな」「派手な」、ペールトーンなら「優しい」「かわいい」など。
例えば、問題文の「落ち着いたイメージのある〇〇」「〇〇のコンセプトを若々しい、優しいとした」という文章からどのトーンなのかわかるようにする。
配色用語を覚える
配色名を見ただけでどんな配色方法なのか、すぐに頭に浮かぶレベルまで覚える。
そして実際に配色出来るようにしておく。
例えば、「明清色のドミナントトーン配色」をカラーカードを使って作ってみる。
色の名前を覚える
「桜色」「珊瑚色」「栗色」などの慣用色名を覚えておく。
慣用色名を近似のPCCSに変換できるようにしておく。「朱色→v3」「芥子色→sf8」など。
過去問を解く
過去3~4年分の過去問を解いていく。
配色問題に関しては問題文を落ち着いてしっかり読む。
問題文をよく読んで、 PCCS色相環とトーン図を使って正しい答えを導き出す。
問題集を解く
市販の問題集も利用、1級2次の問題集は少ない。
カラーカードの色と色相番号、トーン記号を覚える
カードの色を見ただけで、その色の色相番号とトーン記号がすぐに言えるレベルまで覚える。
カラーカードのトーンの並び順を覚える
カードから探したい色を素早く見つけるため(試験時間が限られているのでスピーディに!)
カラーカードの切り貼りに慣れる訓練
用意するものは、よく切れるハサミとテープのり(おすすめ)。切り貼りは慣れていないと時間がかかります。
日常生活も色の勉強につなげよう!
外出先でも色の勉強
風景の色を見る・・・道端に咲いているピンク色のお花、それは黄みがかったピンク色?青みがかったピンク色?トーンはブライトトーン?それともビビッド?
建物の外観の色を見る・・・よく行くお店の建物や看板はどんな色使い?暖色系?寒色系?建物は派手で目立つ感じ?それとも周辺の環境になじんだ色使い?
趣味で色の勉強
私の趣味の1つにアニメ鑑賞があります。アニメの色の使い方を見るのも勉強になります(個人的におすすめ^◇^)
例えば、好きなキャラが着ている学校の制服の色が明るいピンク×イエローグリーン・・・対照色相配色だな、トーンはライトあたりかな?と考えてみる。
色の勉強はどこでもできる
最後に。私が2次試験の勉強を始めようと思った時、最初はどのように勉強したら良いのかわからず困っていました。
そんな時、勉強法を検索したところ、1級の勉強法を丁寧にわかりやすく教えてくださっているサイトがあることがわかりました。とてもとても役立ちました。
そういった方々のおかげもあって1級に合格できたのだと思います。感謝しています。ありがとうございました!(*^-^*)
今から数年前、「いつかは色彩検定1級を取得したい!」と思った時、書店で1級2次の問題集を見たことがありました。
まったく訳が分からず、ちんぷんかんぷん、頭の中が「???」でした。本当に独学で取得できるのか不安でいっぱいになりました。
そんな私も3級2級1級1次と勉強を重ねて、色彩に対する理解が深まり、最終的に2次の問題を読んで理解でき、問題が解けるようになっていました。
独学で勉強に取り組む方は、わからないところは一人で調べて理解しなければならないので時間がかかります。
勉強期間をたっぷりとって、毎日、コツコツ、根気強く覚えていきましょう。
私と同じように独学という道を選び、1級取得を目指している方、応援しています(^-^)
色の勉強を楽しんで♡
今日は色彩検定のおはなしでした。
最後までお読みいただきありがとうございました(^-^)