元夫婦問題カウンセラー小林美智子ブログ

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「帰宅恐怖症なんです」という相談を、私は1回も受けたことがありません!

2017年09月07日 | 小林美智子著書
「帰宅恐怖症なんです」という相談を、私は1回も受けたことがありません!



私は2006年から夫婦問題カウンセラーとしてお仕事しています。

そして、「もしかしたら、この人、妻が怖いの?」と、初めて思ったのが、2009年くらいのことです。

私の相談者さまは、3人に1人が男性相談者さまです。

その間、男性相談者さまから、いろいろな話をお聴きしました。


こんにちは。夫婦問題カウンセラーの小林美智子です。

でも、事前の相談内容に「帰宅恐怖症」という言葉を使った男性相談者さまは、1人もいません。

なので、もしかしたら、ほとんどの男性相談者さまは、帰宅恐怖症予備軍なのかもしれません。

なぜなら、カウンセリングで、いろいろなお話をお聴きしていくと、

・妻と話していると、何を言いたいのかがわからず、困惑してしまうんです!
・妻と話していると、なんで、怒っているのかがわからず、どうしていいのかわからずに萎縮してしまうんです!
・妻に何か言うと、何倍にもなって返ってくるのがわかっているから、結局何も言えないんです!

そして、実は、妻としゃべることが怖いんです!

という流れになり、男性相談者さまは、妻への恐怖心に初めて気づくのです。



もちろん、コレは、男性目線でのお話です。

妻にも、もちろん言い分があることでしょう。

・何回、言ってもわかってもらえないから…どんどん言い方がきつくなってしまった!
・自分のことばかりで、家族に目が向いていないから…ついつい責め口調になってしまった!

そう、妻は、私の大変さをわかってもらいたいのと、良い夫婦関係をつくりたくて、少々言い過ぎてしまっただけだなのかもしれません。



そう、お互いに、良い家族になりたい! という想いは一緒なんです。

ところが、男性は、女性の強さに押されてしまい、どんどん弱くなり、女性は、弱くなってしまった男性が逃げているように感じてしまうのです。

どんな夫婦が帰宅恐怖症になってしまうかというと、実は、

しっかり者の良い妻タイプと気弱でやさしい夫タイプの組み合わせが1番多いのです。

しっかりした良い妻になりたくて…やさしくて良い夫になりたくて…

想いは一緒なのに、なぜか、距離だけが離れていってしまう。

こんな、残念で、もったいない夫婦になってしまう可能性の高い夫婦の予備軍が、ちまたにあふれているのです。

そう、帰宅恐怖症というのは、夫婦の現代病のようなもので、実は、誰もがなってしまう可能性が高いのです。

もし、あなたに、ホンのちょっとでも心当たりがあったら、今まで、私がカウンセリングなどで感じたことをまとめていますので、ぜひお読みくださいね。
参考記事:妻が怖いと感じている男性へ 夫が帰宅恐怖症で悩んでいる女性へ

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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