日々そこはかとなく

なんとなく暮らしている毎日のちょっとした記録

平和の鐘

2006-08-06 14:06:47 | Weblog
今日は「原爆の日」。
「平和の鐘を鳴らそう」というお寺で開かれる催しに参加した。
お寺の境内に一歩入るとすぐに目を奪われたのが大きな木でした
この木は、根本から完全に45度倒れており、あちこちの枝に支柱がつけられて支えられていた。しかも、雑巾を絞ったと同じように太い根本からサイクロン状にひねりがはいっているのである。あとで話を聞いたところによると、樹齢400年らしく、200メートルほど離れている川まで根が続いているそうだ。驚きである。
まず、受付で平和へのメッセージを書いた後、お寺の住職さんのお話をきいた。なんか見たことのある住職さんだなと思ったら、私の中学時代の社会の先生だったのでこれまたビックリ。
そのあと、みんなで順番にお寺の大きな鐘を平和への祈りを込めてついた。
その時、鐘をつくコツを教わった。みんな鐘をつこうと鐘つき棒?を力をいれて前に押し出すんだけど、それでは鐘の音がにごってしまったりブレたりするそうだ。前に力を入れるのではなく、後ろに大きく鐘つき棒を振ってから、あとは反動を利用して自然に前にいくのに任せればとても澄んだきれいな大きな音がでるんだそうです。前に行くときは手をただ添えているだけか、大げさに言うと離してもいいらしい。なるほど、と思いドキドキしながら自分の番を待っていた。みんな上手に鐘をついていく。やはり後ろにあまりひかないと音が小さくなるようなので、思いっきり後ろに引くほうがいいなど、待っている間みんながつくのを見ていた。さて、自分の番だ!三回ぐらい鐘つき棒を小さく前後させて、大きく後ろにふりかぶった そのまま反動を利用して手を離すと、とてもきれいにゴーンと響き渡った。鐘をついたら一礼して次の人へ。上手く鐘をつくことに夢中で肝心の祈りを忘れてしまっていたけど そのあとでちゃんと祈りましたよ。でも、なかなかいい経験でした。これでもう鐘つきはバッチリです。(そんな催しではないんだけど