痛い、かゆい、熱い・・・
の他に、適切な言葉が存在しない症状があります。
それは、眼球の中から何かに眼球の壁?を押されているような感覚。
これは、満員電車のイラストですが、この窓を眼球の表面に喩えます。
眼球の中の何かが、中から眼球の壁をギューギュー押しているような感じです。
「何か」と言うのは、つまり、膿とかの類だと思いますが、それが、一生懸命外に出ようとして眼球の壁を押しているんだけれども、なかなか出られないような状態だと思います。
これはもう、本当にそうだと確信しています。長期に渡って2、3日おきぐらいいに何度も繰り返し経験してるとだんだんわかってきます。
「結膜浮腫」のところで説明しましたが、この壁を抜けると、こうして、膿が浮いて来るのです。中から全体が出て来るとその不快感は消えます。
が、まだまだ後続部隊がたくさんあるので、終わったと思ってもまた次のが来るので、何度も繰り返すというわけです。
もしくは、ソフトコンタクトレンズを裏表逆につけてしまった時みたいな違和感。
目の表面にへんに吸い付くような気持ち悪さ。
ああいう感覚にも似ています。 でも、あれのもっとひどいバージョンです。
使い捨てじゃないコンタクトを長く使っていて、そのうち歪んで来て、そろそろ買い替え時期かなぁっていう頃みたいな感覚にも似ています。
この感覚というのがまた非常にツラい。
とても、不快なんです。
とにかく、不快。サイアク!
ただ、適切な言葉がない。
「不快」とか「気持ち悪い」としか言いようがないんだけれども、これだと他人には理解してもらえません。
こういうのも医者に訴えたところでわかってもらえないでしょうね。
まぁ、治す薬はないでしょうね。せいぜい、やはり「ステロイド」か麻痺をさせて感じさせなくする麻酔系の薬でしょうね。「感覚」を消すような薬を施したって治ったことにならない。
何も知らない人は平気で「はい、そうですか。」と施してもらうんでしょうけど、私はもう下手なことをされたくない。だって、失明したくないんです。
100%絶対確実に問題ないというのでなければ、「なんだかわかんないけど一応やってみます?」的なノリでやってほしくないんです。
正直、この感覚というのは、この病気の数ある感覚の中で、トップレベルの苦しみなんだけれども、誰からもわかってもらえるはずはないので、どうしても、この感覚がひどすぎて仕事が出来ない時は、仕方なく、「痛い」ことにして、休みを頂きます。
また、本当は「痒い」が「痛い」を上回るほどの苦しみということもあるのですが、やはり、人にこの眼の症状のことを一言で言う時には、「痛い」と言います。
「目が不快なので、仕事を休ませてください。」
「目がかゆいので、仕事を休ませてください。」
と言っても、きっと理解されないと思うのです。
「不快ってなんだよ。意味わかんないし。」と思われると思います。
私だって、こんな症状は生まれてこのかた初めてですし、なったことない人には絶対わかりません。
「かゆい」も、せいぜい蚊に刺されぐらいにしか思われてないでしょうし、「ものすごくかゆい」と言っても、まぁせいぜい、蚊に一気に10個箇所ぐらい刺されたぐらいだろうと、普通は思うと思いますので。なんで、かゆいぐらいで仕事休むんだよ!と思われそうですので。
あと、友達などから遊びや食事などに誘われて断らなければいけない時も、「痛いので」という説明にしています。
事実、痛いのもあるので、嘘ではありませんし。
ただ、本音を言えば、痛いより、上記の気持ち悪い感覚、かゆい感覚の方が上回るのです。
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