とある1日の暮らしです。
仕事がある日のことについて書きます。
まず、車で通勤しますが、運転中もずっと目から出る汁をティッシュで拭いています。もちろん、安全運転最優先なので、片目ずつやっています。両目をふさぐわけにいかないので、その辺りは、ちゃんと気をつけてますのでご心配なく。
汁が出ない場合は、だいたい皮膚下に汁が溜まってパンパンに張ってしまい激痛なので、皮膚周りをティッシュ越しにぎゅうぎゅう押して刺激を与えていると、そのうち、じゅわーっと出て来ます。
視力には問題ないので、普通に運転できます。
そして、職場に到着し、車を駐車場に止めて5分~10分ぐらい車内にいて、いちおう、鏡で身だしなみなどをチェックするのですが、毎回、わかっていても気持ちがブルーになりますね。
運転中から止まらない汁。なんとか止めようと必死にティッシュで目を拭くのですが、止まらない時は止まらない。止まる時は止まる。自分の意思でコントロールできません。
鏡を見れば、毎度のこと、わかっちゃいるけど、目の周りの皮膚が真っ赤に腫れあがって、ガサガサボロボロ、シワシワで、しかも激痛で、汁がダラダラで・・・。もちろん、化粧も出来ませんからしていません。薄いおしろいだけを目以外にポンポンとはたいて、眉書いて口紅は塗ってはいますが、全く「美しく」なんかならないし、目の化け物感の方が目立ってしまい、口紅なんか塗ったところで、無駄な努力というか、かわいそうな人感満載です。
ほんとうに、願わくば、仕事行きたくありません。
仕事は好きですが、とにかく、こんな状態で人に会いたくないし、見られたくないし、痛いし、痒いし、汁が出る感覚が気持ち悪すぎるし、(ずっと大号泣しているような力が目の奥に加わっているのです。)・・
でも、時間が来てしまうので、もう我慢して、車を降りて、会社の出入り口に向かいます。
「おはようございまーす。今日もよろしくお願いしまーす。」
挨拶するのですが、この病気になってからは、やたらにお辞儀をする角度が深くなりました。意図的にそうしています。
以前、この目になっていない時は、そこまで深くお辞儀はしてなかったと思います。ちょっと軽く頭を下げるか、もしくは下げずに声だけで挨拶するという感じでしたかね。
普通はこれぐらい。↑
今はこれぐらい。↓
ちょっと女性のイラストがないので、男性ですが。
おはようございますって、こんだけお辞儀するんだから、もうどんだけ礼儀正しいんだっ。
しかも新人でもないのに。
ある程度、地位もらっているのに・・・
ていうか、何かの謝罪かよっていう・・・笑
つまり、お辞儀をして下を向いて、私の目を相手に見せないようにしているわけです。
私はカウンター業務やアナウンス業務をしています。
会社の人だったら、ある程度気心知れているので、この目の症状についても話してあって、みんな知っているのでもう驚きませんが、きっと、初めて会うお客さんだと、びっくりするのは必定です。
あー、会いたくない。
見られたくない。って思います。このまま帰りたいって思います。
もし、私が大金持ちだったら治るまで仕事を休むのに・・・・。それも叶いません。自分の境遇を呪います。
お客さんに会っても、やたらに必要以上に深いお辞儀をします。そうすると、人はなぜかつられて同じように深いお辞儀で返してくれます。お互いに床を見ながら挨拶するという・・・笑
カウンター業務をする時は、なるべく面と向かって座らず、さりげなく横に並んで座って、話をする時は顔を見ずに、さりげなーく相手には資料などの紙の法に視線を向けてもらって話すように仕向けます。笑
こうして、バーのように横に座る。(イメージ)
なるべく私の目を見せないようにと、私も四苦八苦です。汗
ときに、気さくな感じの人だったら、「いやぁ、なんか最近、アレルギーになっちゃって、目がかゆくて、もう、ほんとお見苦しくてすみません。」とか言うのですが、(最近じゃないんですけどね。ずっとなんですけどね。)言えない雰囲気の時もあるので、そんな時は言いませんが、やはり、なるべく目を合わさせないように私も頑張ります。もちろん、それでいて失礼にならないように、言葉遣いをいつも以上に丁寧にしたり、お辞儀をめっちゃ深くしたりと・・・
今の時期だと、「花粉症がひどくてすいません。」とかも使います。花粉症ではないんですけどね。実際には。
ほんと、目だと、隠しようがないからどうしようもありません。
口だったらマスクして隠せますが、目だとねぇ、サングラスかけるわけにもいかないし、眼帯つけるわけにいも行きません。両目ですしね。
ほんとよりによって、人間、一番なりたくないところがこうなっちゃってるわけで・・・
神さま、ほんと、なんでなの?って。
なんで私だけ?って思います。
日本人って、やはり、目を見て話さない人種として有名ですが、こんな時、まぁ、けっこう助かりますね。
やはり、上記のように誘導すると(カウンター横並び、深いお辞儀とか)、みなさん、ちゃんとそれに従ってくれて、
じーーーーっと目を見て来る人はいません。ただ、全く見ないわけではなく、多少は見るので、「あ、なんだ、こいつ。
キモっ!」って思われているかもしれませんが・・・
そして、お客さんと話している時や、アナウンスをしている時など、いつでも、時と場所を選ばず、まばたきをした瞬間に、いきなり、目からブチっと膿が出る時があります。Σ( ̄▽ ̄i|||
上まぶたの裏側の粘膜側、もしくは、下まぶたの裏側の粘膜側から、眼球の黒目の上に向かってブチっと排泄されるわけなのですが、もう、こんな時は最悪です。量的には、米粒半分ぐらいの微々たる量なのですが、それが黒目に乗っかっちゃうと、視界がふさがります。 白目に乗った場合は視力には影響ありませんが、何かが白目に触ってるという感覚をちゃんと覚えるので、不快感この上ありません。
微々たる量なので、他人からは気づかれません。でも、微々たる量でも、目の神経はするどく、すごく苦痛を感じます。
本人としては、「うわーーーーー!」っていう感覚なので、とにかく、洗うなり、ティッシュなどで取り除くなり、何かしたいのですが、人前でやるわけには行きません。一瞬で取れるのならまだしも、そんな時は鏡を見ながら、慎重に取らないといけないので、ある程度の時間がかかる作業なので。
仕方がないので、その時は、我慢してそのまま、片目を膿にふさがれたまま、原稿を読み続けます。我ながらかわいそうだな・・・
こういうことがしょっちゅうあり、もう、ほんと地獄です。
そう、目が病気なのに、目を使う仕事なんですよね。(ま、目を使わない仕事なんてないけどね。)
汁が出ずにまぶたや眼球にチャプチャプ溜まっている時ってのは、小さな字が見づらいです。(小さな、と言っても、パソコンのエクセル、ワードのフォントの12ぐらいの字です。)
おまけにずっと痒くて痛くて・・・
人の見てない隙に、サっとティッシュをポケットから出して、目から出る汁を拭いて・・・・
地獄です。
おまけに、意地悪な古河部長(仮名)からは、わざわざ、じーーーーーーーーーーっと覗き込むように顔を見られ、
「どれ、今日はどうだ?治ったか? うわー。ダメだなあぁ。お前は、どう見ても80.90の婆さんにしか見えないな。かわいそうに。」
と言われます。
ま。確かに、あんたの言ってることはまちがってねーよ。あんたは正しいわ。
何の異論もございません。
つーか、覚えてろよー、クッソー!絶対アイツ、巡り巡って自分に返ってくるからな!
とか思って、飲み込むしかありません。
だけどさ、毎回顔を見る度に言われる私の身にもなって欲しいけどね。
まぁ、いいよ。やだけど、もうしょうがないよなって感じ。そこで、ムカついてもしょうがないし、
そんな顔でムカついて言い返して文句言うのもまた化け物感が増すだけで、哀れ感満載だし。
はい、そうですね、って流すしかありません。
でも、その他の人には、とくに言われることはありません。ま、内心思ってはいるだろうけどね・・・
でも、ほんとのことだからしょうがないよね。
あと、私本人は、痛みや痒みなどの感覚も伴いながら、鏡を見て目だけをクローズアップするので気になるだけであって、他人が私を見ると、頭から足までの全体像として見るので、しかも、横顔だったり、後ろ姿だったり、それらは別に普通なので、目がこうだとしても、正直、他人からは、そこまではヘンに感じないよとも言ってくれる人もいます。
目だけをじーーーっとアップで見たら、「うーん、確かにちょっと赤いかなぁ。カサカサしてるかなぁ。」ぐらい思うかもしれないけど、化け物とまでは思わないよって・・・
優しい人はそう言ってくれるけど・・
どうなのだろう。
でも、私は、どう好意的に見積もっても、自分の顔を鏡で見た時に化け物にしか見えません。
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