連続でのゲーム話。
今回はファミコンで発売された、
「ファミコンウォーズ」
その昔、テレビのCMで、
「ファミコンウォーズがで~た~ぞ♪コイツはどえらいシミュレーション。のめりこめる!のめりこめる!か~ちゃんたちには内緒だぞ!!」
って流れていて超有名なCMですが、
実はこのCMは知ってはいましたがこのCMにはゲーム画面が出てなかったので当時、
まったくこのファミコンウォーズには興味がありませんでした。
このファミコンウォーズと出会ったのは、
ある日、友人から借りたのがきっかけです。
当時はヘックス戦の大戦略のようなゲームをまったく見たこともなく、
もちろんプレーもまったくしたことがありませんでした。
まだ、ゲームと言えばマリオ等のアクションゲームやシューティングゲームしか興味があまりありませんでした。
ですから、初めてこのゲーム画面を見ても
なんか単なるマス目が引かれた中になんか地形があるロールプレイングゲームみたいな画面を
見てなんかおもしろくなさそうなイメージを持ちました。
戦闘シーンもアクションでなく、コンピュータが勝手に勝敗を判断するシステムも、
あまり当初は好きになれませんでした。
しかし、プレーする内にこのCMの名言でもある「のめりこめる!のめりこめる!」の意味にすんなり納得。
いやもうドップリと。めっさおもしろい。
このゲーム、かのファミコンを誕生させたあの任天堂さんが作ったゲームなのですが、
「大戦略」のような本格的な内容でなくシミュレーションの初心者を対象にした内容なので私にとってはピッタリでした。
まず、ユニット名も実際の兵器の名前が登場することなく、
歩兵、戦車であれば戦車A,戦車Bとかになっており、
他の同型兵器の強さの違いもA,Bといったわかりやすい表記になっています。
また、ユニット自体にも経験値は無いので、
部隊を大事にするようなことを気にせずガシガシ最前線へ投入できるというお気軽さがよかったです。
他にも歩兵の輸送ヘリや輸送船に乗り込む時や
占領シーンのアニメーションも
お気軽シミュレーションっぽく感じさせてくれてなかなか好きです。
敵の首都占領時は「バンザ~イ、バンザ~イ」って声まで聞けますしね。
ちなみに私のお気に入りの設定の一つに
生産したユニット数と全滅したユニット数を敵味方双方とも閲覧できることです。
これがなかなかおもしろく、
自分の部隊がどれだけ玉砕してるかなど見ると
如何に今回の戦場が難攻不落な陣地とか分かりますからね。
あと、ステージクリア時は使用した総予算も表示してくれます。
また、米軍ではないですがどれだけ味方被害を最小限にしてクリアするか考えさせられたりと意外におもしろいですな。
ユニットが5以下に減ったらすぐさま最前線から後退させ都市で補給させたりしたり。
あと、この手のシミューションは敵のターンはまったくプレイヤーは何もすることがないので
テレビでも見たり他の用事ができるという点がお気に入りです。
また、戦闘画面もなかなかに迫力があって好きです。
お気に入りは歩兵ですね。塹壕から機関銃でガンガン撃つシーン。
しかもBGMが突撃ラッパ。
あと戦車Aの重装甲ちっくさや戦艦の砲撃シーンも圧倒的破壊力で爽快です。
ゲーム自体は都市をどんどん占領すると毎ターン占領した都市から資金が調達され、
それを元にいろんなユニットを生産して最終的には敵部隊を全滅させるか、
敵の首都を占領させれば勝ちといういたってシンプルな内容ですが、
戦場となる島はいろんな地形があり、
地上ユニットしか生産できない島もあれば、
地上ユニットと航空機ユニットのみという島もあります。
このゲームを以下に効率よくクリアさせるかはやはり全ユニットの特徴を知ることですね。
そして、各ユニットの長所と短所を知れば、
適材適所に配置でき、
また戦闘時も最適なユニットを選択することで味方部隊の被害も最小限に出来ます。
たとえば、歩兵には装甲車や輸送ヘリ、
戦車Bには戦車Aや自走砲Aなどで攻撃が最も有効です。
私が全島をクリアする中で最もよく使用したユニットはやはり戦車B(通称:ブリキ)ですね。
移動力もあり、戦車A以外ならたいていの地上部隊に破壊力があり
それでいてコストも安く大量生産向きでしたから。
戦闘の中盤戦は常にこのブリキが大活躍です。
戦車A(通称:大統領警護隊)はほとんど最後の終盤の押さえ程度にしか使用しない為、
たいていどの島でもほぼ勝利が決まって予算が有り余ってきた時に生産する程度でした。
逆にほとんど生産しなかったのが、
自走砲B。
微妙に射程も短く攻撃力もショボくほとんど活躍できずに撃つ前に敵に破壊されるというのが多かった気がします。
あと、どんな弱い歩兵でも10部隊いれば
戦艦でも戦車Aでも1部隊は破壊することが出来ます。
これが結構戦略的に使えます。
つまり困った時は歩兵を大量生産して壁を作るだけでもある程度の戦力になりうるのです。
ちなみに私の攻略方法はたいていまずは歩兵をバカほど生産して、
ひたすら行軍させ都市を占領する。
ある程度の資金が出来ればこんどはブリキを大量生産し、
これまたブリキの大行進で敵陣へ突入。
そして、航空機が生産できる島なら爆撃機が、
毎ターン1ユニット生産できる程度の資金力になれば爆撃機をひたすら生産し、
敵陣へ爆撃をひたすら続ける。
そうすると敵は高射砲を大量生産するのでこれをブリキで駆逐し、
最後は爆撃機やブリキを敵の生産拠点である工場の上に配置させ、
敵の部隊を生産できなくし、
残りの部隊を掃討し敵部隊全滅で勝利というのが典型的でした。
しかし、これは対コンピュータ戦には100%有効な戦術でしたが、
以前友人とタマタマジマというステージで対戦したことがあるのですが、
はっきり言って決着着くまで途方もない時間がかかります。
いや、もう勝敗はどっちが先にゲームする気無くなるかがが勝敗の鍵になるかと。
このステージは互いに大きな島があり中央に小島があるのですが、
前半で小島をすべて占領して残るは、
敵の本土のみという状態にまで戦況がうつったのですが、
ここから対コンピュータ戦ならまったく問題なく爆撃機で猛爆すれば勝ちとなるのですがこれが人となると違います。
私の友人は防衛戦として恐ろしいまでに戦闘工兵を大量生産して、
海岸線はおろか本土一帯をほとんど埋め尽くすほどに展開させました。
歩兵や戦闘砲兵は山の地形でも配置できるので文字通り島全体が戦闘工兵で埋まってる状態です。
こうなると爆撃機を毎ターン1ユニット生産する程度ではまったく歯が立ちません。
ここから輸送船を使っての、
まさに硫黄島決戦のような戦いが延々と続きました。
私は戦艦数隻を投入し海岸から激しい艦砲射撃を加え、
敵の部隊を破壊した後に戦車部隊を上陸させようとするも、
戦闘工兵に次から次へと肉薄攻撃を敢行され、
上陸したそばから戦車は擱座する始末。
そもそも敵本土だけでも資金力はまだまだあるのでうかうかできません。
毎ターン戦闘工兵だけでなくある程度予算に余裕が出来ると、
輸送ヘリで義烈空挺隊のごとく飛んできたりもさせてくるので。
とにかく海岸から2マス前進するだけでもどれだけ膨大な部隊と時間が失われたことか。
結局徹夜で対戦しつつ時間切れでやめました。
戦闘工兵の壁ほど恐ろしい物はありませんね。
最終的に私は「コロネット作戦」として戦艦10ユニットを編成して、
敵首都および工場を海より艦砲射撃させ、
敵部隊の生産力と部隊数の激減を狙うことを考えていました。
とまぁいろいろ書きましたが、
初心者には十分すぎるほど楽しめるシミュレーションです。
この後、いろんなハードでこのシリーズが出ましたが
ユニットのイラストがだんだん丸まった、
なんかおもちゃみたいなデザインばかりになって、
なんだかおもしろ味がどんどん薄れてきましたね。
ユニットの種類もいろいろ増えたり、
将軍の必殺技などいろんな要素が増えましたが、
やはり私はこの初代「ファミコンウォーズ」が一番好きです。
今回はファミコンで発売された、
「ファミコンウォーズ」
その昔、テレビのCMで、
「ファミコンウォーズがで~た~ぞ♪コイツはどえらいシミュレーション。のめりこめる!のめりこめる!か~ちゃんたちには内緒だぞ!!」
って流れていて超有名なCMですが、
実はこのCMは知ってはいましたがこのCMにはゲーム画面が出てなかったので当時、
まったくこのファミコンウォーズには興味がありませんでした。
このファミコンウォーズと出会ったのは、
ある日、友人から借りたのがきっかけです。
当時はヘックス戦の大戦略のようなゲームをまったく見たこともなく、
もちろんプレーもまったくしたことがありませんでした。
まだ、ゲームと言えばマリオ等のアクションゲームやシューティングゲームしか興味があまりありませんでした。
ですから、初めてこのゲーム画面を見ても
なんか単なるマス目が引かれた中になんか地形があるロールプレイングゲームみたいな画面を
見てなんかおもしろくなさそうなイメージを持ちました。
戦闘シーンもアクションでなく、コンピュータが勝手に勝敗を判断するシステムも、
あまり当初は好きになれませんでした。
しかし、プレーする内にこのCMの名言でもある「のめりこめる!のめりこめる!」の意味にすんなり納得。
いやもうドップリと。めっさおもしろい。
このゲーム、かのファミコンを誕生させたあの任天堂さんが作ったゲームなのですが、
「大戦略」のような本格的な内容でなくシミュレーションの初心者を対象にした内容なので私にとってはピッタリでした。
まず、ユニット名も実際の兵器の名前が登場することなく、
歩兵、戦車であれば戦車A,戦車Bとかになっており、
他の同型兵器の強さの違いもA,Bといったわかりやすい表記になっています。
また、ユニット自体にも経験値は無いので、
部隊を大事にするようなことを気にせずガシガシ最前線へ投入できるというお気軽さがよかったです。
他にも歩兵の輸送ヘリや輸送船に乗り込む時や
占領シーンのアニメーションも
お気軽シミュレーションっぽく感じさせてくれてなかなか好きです。
敵の首都占領時は「バンザ~イ、バンザ~イ」って声まで聞けますしね。
ちなみに私のお気に入りの設定の一つに
生産したユニット数と全滅したユニット数を敵味方双方とも閲覧できることです。
これがなかなかおもしろく、
自分の部隊がどれだけ玉砕してるかなど見ると
如何に今回の戦場が難攻不落な陣地とか分かりますからね。
あと、ステージクリア時は使用した総予算も表示してくれます。
また、米軍ではないですがどれだけ味方被害を最小限にしてクリアするか考えさせられたりと意外におもしろいですな。
ユニットが5以下に減ったらすぐさま最前線から後退させ都市で補給させたりしたり。
あと、この手のシミューションは敵のターンはまったくプレイヤーは何もすることがないので
テレビでも見たり他の用事ができるという点がお気に入りです。
また、戦闘画面もなかなかに迫力があって好きです。
お気に入りは歩兵ですね。塹壕から機関銃でガンガン撃つシーン。
しかもBGMが突撃ラッパ。
あと戦車Aの重装甲ちっくさや戦艦の砲撃シーンも圧倒的破壊力で爽快です。
ゲーム自体は都市をどんどん占領すると毎ターン占領した都市から資金が調達され、
それを元にいろんなユニットを生産して最終的には敵部隊を全滅させるか、
敵の首都を占領させれば勝ちといういたってシンプルな内容ですが、
戦場となる島はいろんな地形があり、
地上ユニットしか生産できない島もあれば、
地上ユニットと航空機ユニットのみという島もあります。
このゲームを以下に効率よくクリアさせるかはやはり全ユニットの特徴を知ることですね。
そして、各ユニットの長所と短所を知れば、
適材適所に配置でき、
また戦闘時も最適なユニットを選択することで味方部隊の被害も最小限に出来ます。
たとえば、歩兵には装甲車や輸送ヘリ、
戦車Bには戦車Aや自走砲Aなどで攻撃が最も有効です。
私が全島をクリアする中で最もよく使用したユニットはやはり戦車B(通称:ブリキ)ですね。
移動力もあり、戦車A以外ならたいていの地上部隊に破壊力があり
それでいてコストも安く大量生産向きでしたから。
戦闘の中盤戦は常にこのブリキが大活躍です。
戦車A(通称:大統領警護隊)はほとんど最後の終盤の押さえ程度にしか使用しない為、
たいていどの島でもほぼ勝利が決まって予算が有り余ってきた時に生産する程度でした。
逆にほとんど生産しなかったのが、
自走砲B。
微妙に射程も短く攻撃力もショボくほとんど活躍できずに撃つ前に敵に破壊されるというのが多かった気がします。
あと、どんな弱い歩兵でも10部隊いれば
戦艦でも戦車Aでも1部隊は破壊することが出来ます。
これが結構戦略的に使えます。
つまり困った時は歩兵を大量生産して壁を作るだけでもある程度の戦力になりうるのです。
ちなみに私の攻略方法はたいていまずは歩兵をバカほど生産して、
ひたすら行軍させ都市を占領する。
ある程度の資金が出来ればこんどはブリキを大量生産し、
これまたブリキの大行進で敵陣へ突入。
そして、航空機が生産できる島なら爆撃機が、
毎ターン1ユニット生産できる程度の資金力になれば爆撃機をひたすら生産し、
敵陣へ爆撃をひたすら続ける。
そうすると敵は高射砲を大量生産するのでこれをブリキで駆逐し、
最後は爆撃機やブリキを敵の生産拠点である工場の上に配置させ、
敵の部隊を生産できなくし、
残りの部隊を掃討し敵部隊全滅で勝利というのが典型的でした。
しかし、これは対コンピュータ戦には100%有効な戦術でしたが、
以前友人とタマタマジマというステージで対戦したことがあるのですが、
はっきり言って決着着くまで途方もない時間がかかります。
いや、もう勝敗はどっちが先にゲームする気無くなるかがが勝敗の鍵になるかと。
このステージは互いに大きな島があり中央に小島があるのですが、
前半で小島をすべて占領して残るは、
敵の本土のみという状態にまで戦況がうつったのですが、
ここから対コンピュータ戦ならまったく問題なく爆撃機で猛爆すれば勝ちとなるのですがこれが人となると違います。
私の友人は防衛戦として恐ろしいまでに戦闘工兵を大量生産して、
海岸線はおろか本土一帯をほとんど埋め尽くすほどに展開させました。
歩兵や戦闘砲兵は山の地形でも配置できるので文字通り島全体が戦闘工兵で埋まってる状態です。
こうなると爆撃機を毎ターン1ユニット生産する程度ではまったく歯が立ちません。
ここから輸送船を使っての、
まさに硫黄島決戦のような戦いが延々と続きました。
私は戦艦数隻を投入し海岸から激しい艦砲射撃を加え、
敵の部隊を破壊した後に戦車部隊を上陸させようとするも、
戦闘工兵に次から次へと肉薄攻撃を敢行され、
上陸したそばから戦車は擱座する始末。
そもそも敵本土だけでも資金力はまだまだあるのでうかうかできません。
毎ターン戦闘工兵だけでなくある程度予算に余裕が出来ると、
輸送ヘリで義烈空挺隊のごとく飛んできたりもさせてくるので。
とにかく海岸から2マス前進するだけでもどれだけ膨大な部隊と時間が失われたことか。
結局徹夜で対戦しつつ時間切れでやめました。
戦闘工兵の壁ほど恐ろしい物はありませんね。
最終的に私は「コロネット作戦」として戦艦10ユニットを編成して、
敵首都および工場を海より艦砲射撃させ、
敵部隊の生産力と部隊数の激減を狙うことを考えていました。
とまぁいろいろ書きましたが、
初心者には十分すぎるほど楽しめるシミュレーションです。
この後、いろんなハードでこのシリーズが出ましたが
ユニットのイラストがだんだん丸まった、
なんかおもちゃみたいなデザインばかりになって、
なんだかおもしろ味がどんどん薄れてきましたね。
ユニットの種類もいろいろ増えたり、
将軍の必殺技などいろんな要素が増えましたが、
やはり私はこの初代「ファミコンウォーズ」が一番好きです。