9月23日(火)
とても充実した前の日に比べて、この日は一日予定もなかったので、「少しヒマだなぁ~」と、朝からなんとなく退屈な気持ちでいました。そこで、「よし、外に出てみよう!」とちょっと散歩に出かけてみることにしました。
実は、私がインドへ行く前に、「プーナという町に行きたいと思った時期があった」という人がいてびっくりしました。「え!?私もプーナなんですよ」というと、相手もびっくりしていました。
プーナには、OSHO(オショウ)という人がつくったアシュラム(瞑想などをする道場)があって、世界中から大勢の人々が訪れるそうで、その人もそのアシュラムに行ってみたかったそうです。
そんなわけでそのアシュラムに少し興味を持っていました。
調べてみると、滞在していたアパートから歩いて行けるということで、向かってみることにしました。
大通りをしばらく歩いて、ジャーマンベーカリーというパン屋さんの角を曲がって入っていくと、だんだんうっそうとした木々に囲まれて、空気が濃密な感じになってきているような気がしました。
次第に黒っぽい外壁が見えてきました。
(きっとここだ…)
黒く見えていたのは、真っ黒な色をした竹でした。
(なんか日本の建築みたい…)
重厚感のある外観で、ゲートが近づくにつれて少しドキドキ…
ゲートには人がいて、外から様子を伺うのもなんだかなぁという気がして、中を少し覗くくらいにして、そのままその場を後にしました。竹の外壁が通りに面してずっと続いていて敷地の広さが伺えました。
私は瞑想とか精神世界のことには今まであまり触れたことが無かったので、アパートに置いてあったOSHO関連の本を読んでいて、新鮮で興味深く感じるところがありました。インドの旅全体を通してですが、自分の心や体の声を聞くことがいかに人生を豊かなものにしてくれるかを教えてもらったような気がします。
しばらく歩いていくと大通り沿いに曲がり角があって、なんとなくその先の路地を歩いてみたい気がして、角を曲がって入っていきました。すると、一人の女の子が道で遊んでいました。
それまで、なんとなく警戒心を持ちながら歩いていたんですが、その女の子と目が合った瞬間、お互い笑顔になって気持ちが通い合うのを感じました。その出来事は、緊張して少し硬くなっていた気持ちを和らげてくれ、その先で出会う人とも自然と笑顔になれたり、あいさつできるようになりました。
私が笑顔で接すると、相手も笑顔を返してくれる… 自分がオープンになればなるほど、相手もオープンになってくれる…それが実感できて、人間って基本的な部分はやっぱり一緒やなぁと思いました。
その付近は、子どもが多くて、写真を撮らせてもらいました。お母さんに抱っこされた坊やや、売店の看板娘、学校帰りでおそろいの制服を着た子どもたち…。
さらに路地を進んで行くと、少し背の高い中学生くらいの少年に出会いました。彼はガネッシュ君(写真)と言って、英語が好きみたいで少し話をすることができました。弟や友達を紹介してくれたり、あたりを案内してくれました。
彼が住んでいるところは、車が入れないような細い路地の奥で、お母さんたちが家事をしたり、子どもたちがその周りで遊んでいたり、ヤギも何匹か居て、少し昔にタイムスリップしたような、のどかで生活感あふれる場所でした。
カメラを向けると、小さな子たちが興味深そうに覗き込んできたり、大きな子たちは友達と肩を組んでポーズをとったり。子どもたちの生き生きとした表情に引き込まれて何枚も写真を撮っていました。
帰り道、ガネッシュ君はしばらく送ってくれました。小さな子たちに「遠くなると帰るのが大変だから、先にお帰り」というように促して。
(きっと面倒見の良い子なんだろうな)
電話番号も交換し(インドでの携帯電話の)、日本に帰る日を告げると、「それまでに僕の家に遊びに来て」と言うので、「また会えたら会おうね」と言って別れました。
少し遅めのお昼ご飯を食べてから、アナディさんのアパートでメールチェックや返事をした後、色々話させてもらっていたらあっという間に日が暮れて、夜は、前の日に緑化現場を案内してくれたナミートさんが映画に連れていってくれました。
インド映画を一度見ていたいと思っていたので、ワクワクして行ったんですが、インド映画はやってなくて「ゾハン(ZOHAN)」というコメディ映画でした。http://www.youtube.com/watch?v=rCcK-QYJcSU&NR=1
すべての英語が分からなくても映像だけでも結構笑えたんですが、ナミートさんは、面白いところでは大声を上げて苦しそうなくらい大笑い!(笑)他のお客さんたちも、けっこうそんな感じで、周りの目を気にしないで、感情をストレートに出すインドの人たちに圧倒されつつ、インドの国民性をちょっぴり垣間見れた気がしました。
この日の日記は以上です。
最後に、地球再緑化機構で最近始めたブログを紹介します。
下記のアドレスでアクセスしてみてくださいね♪
http://www.treenitiative.info/?p=1&lang=ja
とても充実した前の日に比べて、この日は一日予定もなかったので、「少しヒマだなぁ~」と、朝からなんとなく退屈な気持ちでいました。そこで、「よし、外に出てみよう!」とちょっと散歩に出かけてみることにしました。
実は、私がインドへ行く前に、「プーナという町に行きたいと思った時期があった」という人がいてびっくりしました。「え!?私もプーナなんですよ」というと、相手もびっくりしていました。
プーナには、OSHO(オショウ)という人がつくったアシュラム(瞑想などをする道場)があって、世界中から大勢の人々が訪れるそうで、その人もそのアシュラムに行ってみたかったそうです。
そんなわけでそのアシュラムに少し興味を持っていました。
調べてみると、滞在していたアパートから歩いて行けるということで、向かってみることにしました。
大通りをしばらく歩いて、ジャーマンベーカリーというパン屋さんの角を曲がって入っていくと、だんだんうっそうとした木々に囲まれて、空気が濃密な感じになってきているような気がしました。
次第に黒っぽい外壁が見えてきました。
(きっとここだ…)
黒く見えていたのは、真っ黒な色をした竹でした。
(なんか日本の建築みたい…)
重厚感のある外観で、ゲートが近づくにつれて少しドキドキ…
ゲートには人がいて、外から様子を伺うのもなんだかなぁという気がして、中を少し覗くくらいにして、そのままその場を後にしました。竹の外壁が通りに面してずっと続いていて敷地の広さが伺えました。
私は瞑想とか精神世界のことには今まであまり触れたことが無かったので、アパートに置いてあったOSHO関連の本を読んでいて、新鮮で興味深く感じるところがありました。インドの旅全体を通してですが、自分の心や体の声を聞くことがいかに人生を豊かなものにしてくれるかを教えてもらったような気がします。
しばらく歩いていくと大通り沿いに曲がり角があって、なんとなくその先の路地を歩いてみたい気がして、角を曲がって入っていきました。すると、一人の女の子が道で遊んでいました。
それまで、なんとなく警戒心を持ちながら歩いていたんですが、その女の子と目が合った瞬間、お互い笑顔になって気持ちが通い合うのを感じました。その出来事は、緊張して少し硬くなっていた気持ちを和らげてくれ、その先で出会う人とも自然と笑顔になれたり、あいさつできるようになりました。
私が笑顔で接すると、相手も笑顔を返してくれる… 自分がオープンになればなるほど、相手もオープンになってくれる…それが実感できて、人間って基本的な部分はやっぱり一緒やなぁと思いました。
その付近は、子どもが多くて、写真を撮らせてもらいました。お母さんに抱っこされた坊やや、売店の看板娘、学校帰りでおそろいの制服を着た子どもたち…。
さらに路地を進んで行くと、少し背の高い中学生くらいの少年に出会いました。彼はガネッシュ君(写真)と言って、英語が好きみたいで少し話をすることができました。弟や友達を紹介してくれたり、あたりを案内してくれました。
彼が住んでいるところは、車が入れないような細い路地の奥で、お母さんたちが家事をしたり、子どもたちがその周りで遊んでいたり、ヤギも何匹か居て、少し昔にタイムスリップしたような、のどかで生活感あふれる場所でした。
カメラを向けると、小さな子たちが興味深そうに覗き込んできたり、大きな子たちは友達と肩を組んでポーズをとったり。子どもたちの生き生きとした表情に引き込まれて何枚も写真を撮っていました。
帰り道、ガネッシュ君はしばらく送ってくれました。小さな子たちに「遠くなると帰るのが大変だから、先にお帰り」というように促して。
(きっと面倒見の良い子なんだろうな)
電話番号も交換し(インドでの携帯電話の)、日本に帰る日を告げると、「それまでに僕の家に遊びに来て」と言うので、「また会えたら会おうね」と言って別れました。
少し遅めのお昼ご飯を食べてから、アナディさんのアパートでメールチェックや返事をした後、色々話させてもらっていたらあっという間に日が暮れて、夜は、前の日に緑化現場を案内してくれたナミートさんが映画に連れていってくれました。
インド映画を一度見ていたいと思っていたので、ワクワクして行ったんですが、インド映画はやってなくて「ゾハン(ZOHAN)」というコメディ映画でした。http://www.youtube.com/watch?v=rCcK-QYJcSU&NR=1
すべての英語が分からなくても映像だけでも結構笑えたんですが、ナミートさんは、面白いところでは大声を上げて苦しそうなくらい大笑い!(笑)他のお客さんたちも、けっこうそんな感じで、周りの目を気にしないで、感情をストレートに出すインドの人たちに圧倒されつつ、インドの国民性をちょっぴり垣間見れた気がしました。
この日の日記は以上です。
最後に、地球再緑化機構で最近始めたブログを紹介します。
下記のアドレスでアクセスしてみてくださいね♪
http://www.treenitiative.info/?p=1&lang=ja