
日 時 :2017年2月28日(火曜日) 晴れ
場 所 :西吾妻山(2035M)にしあづまやま 福島県耶麻郡やまぐん北塩原村檜原ひばら荒砂沢山
パーティ:単独行(スノーシュウ)
西吾妻山:山形と福島県の県境を跨ぐ(東西約20km・南北約10km)火山群を吾妻連峰と呼び、その最高峰が西吾妻山である。そのほとんどが磐梯朝日国立公園に含まれ、山頂よりも周辺に点在する高層湿原や高山植物が目当ての登山者が多い。
コースとタイム(山行形態:スキー場からのピストン)
ゴンドラリフト乗場(8:50)→ リフト終点(9:20) → 西大巓にしだいてん1982㍍(10:25~10:35)→ 西吾妻小屋(11:15~11:35 ランチタイム
)→ 西吾妻山(11:50~11:55)→ スキーセンター(14:15)
当日の西吾妻山案内図(赤破線が辿った道) 活動時間 5:26 活動距離:13.15㌔ 高低差:1037㍍
青空の広がるスタート地点のグランデコスキーセンター
入山口までゴンドラリフトとクワットリフトを乗り継ぎます(リフト利用=約3.2㎞ 高さ約590m)
リフト終点の入山口から見る磐梯山ばんだいさん1816.2㍍
最初は樹林帯の中の緩やかな上りが続きます
ダケカンバに霧氷の花が咲いています
クリスマスツリーに似たオオシラビソのつららツリー
標高1700㍍付近から望む安達太良山あだたらやま(最高峰:箕輪山みのわさん1728㍍)
しっかりと踏み固められたトレースを上って行きます
前方に視界が開け西大巓手前のニセピークが見えて来ました
ニセピーク山頂から望む銀世界の西大巓
広々とした西大巓山頂から望む磐梯山(左手)と猫魔ヶ岳ねこまがたけ1403.6㍍(右手)
山頂より望む飯豊山地いいでさんち(最高峰:大日岳だいにちだけ2128㍍)
山頂より望む蔵王連峰ざおうれんぽう(最高峰:熊野岳くまのだけ1840.5㍍)
西吾妻山へと続く広々とした稜線を下ります
西吾妻山との中間地点から振返って見た西大巓
見事に育ったアイスモンスターに感激!
かまぼこ型が特徴的な西吾妻小屋が見えて来ました
冬の間は二階の扉が出入り口の西吾妻小屋
小屋を後に西吾妻山へと向かいます
雲に覆われ始めた西吾妻山山頂周辺
急な上りに変わる前 振返って見た西吾妻小屋
樹氷群に覆われる最後の急斜面
どこが山頂か解らない広々とした西吾妻山頂上
山頂より望む雲に隠れた裏磐梯高原方面風景
下山途中雲が切れ西大巓が奇麗に見えて来ました
西大巓をトラバースしショートカットした斜面を振り返る
正面に安達太良山の見える上りに辿った道まで下りて来ました
◆ お目当ての樹氷群(アイスモンスター) ◆
樹氷:低温条件で樹木などが粒状の氷に覆われる現象を意味する語。過冷却した微小な水滴が木の枝などについて直ちに凍ってできた白色のもろい氷(エビノシッポ)。
当日の様子
土湯トンネルを抜けると、真正面に雪化粧の磐梯山が朝日に照らされ奇麗に輝いています。二年振りのグランデコスノーリゾート駐車場は、多くの若者で賑わっていました。スキーセンター西ウイングで入山届けを提出後、ゴンドラリフトに乗り楽々登山の始まりです。好天を待ちかねた登山者も多く、リフト終点は山スキーにスノーシューのハイカーが五・六人程はいました。樹林帯の中、先行者のしっかりとしたトレースは続きます。やがて、西大巓ニセピーク近くまで登って来ると、紺碧の青空に眩しい銀世界が広がり、何とも言えない絶景に思わず叫びたい気分!「サイコー」。西大巓の山頂からは磐梯山から飯豊山へと続く峰々、大朝日岳に月山、そして蔵王山の峰々までもが奇麗に見渡せます。いよいよ、西吾妻小屋へと続く広々とした樹氷原へと足を踏み入れました。次々と現われる様々なアイスモンスター、太陽に照らされ白さが眩しく光っています。見事に育ったアイスモンスターとの、今シーズン初めてのご対面に感動。やがて、蒲鉾型が特徴の西吾妻小屋へと到着。小屋内でのランチタイム後、西吾妻山の山頂を目指します。雲の広がった西吾妻山山頂は、広すぎてどこが頂上か分から無い状態。展望のきかない山頂を後に、登って来た方面へと下山は最短コースを辿ります。下る途中からは雲も切れ、いっきに視界が開け再びの感激ー!「オォー」。最後は西大巓東斜面をトラバースし、樹林帯の中、辺りの景色を楽しみながら のんびりとスキー場へと下りました。
過去の記録:西大巓(2011年冬) 西大巓(2015年冬)
往時(片道:110㎞ )
自宅出発(6:30)→国道4→国見IC 東北自動車道→福島西IC→国道115→国道459→市道→グランデコ駐車場(8:25) 時間には途中コンビニ買出しも含む
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