
日 時 :2013年8月22日(木曜日) 晴れのち曇り
場 所 :岩手山いわてさん(2038.2M) 三角点名:岩手山(一等三角点) 岩手県岩手群滝沢村馬返し
別 名 :南部片富士なんぶかたふじ 南部富士なんぶふじ 岩手富士いわてふじ 巌鷲山がんじゅさん
パーティ :二名
コースとタイム(山行形態:登山口からのピストン)
馬返しうまがえし駐車場(7:00)→新道四合目(8:50)→七合目・鉾立(10:20)→八合目避難小屋(10:40~10:45)→不動平ふどうだいら(11:05~11:10)→岩手山〔薬師岳やくしだけ〕(11:45~12:15)→不動平(12:55~13:05)→八合目(13:20)→新道四合目(14:40)→馬返し駐車場(16:00)
鬼又清水おにまたしみず(水場の他にトイレや休憩施設有り)の先に有る登山口
ナラとブナの樹林帯に 木の根の登り坂が続きます
樹林帯の切れ間(一合目手前)から望む雲に隠れた下界
七合目から岩手山を望む(眺望の無い灌木帯の新道コースを辿りここで旧道と合流です)
八合目避難小屋はもう直ぐです
不動平から望む旧火山の外輪山である岩塊の鬼ヶ城おにがじょう稜線
辺り一面お花畑に囲まれた不動平避難小屋
山頂に続く御鉢へ火山砂礫の崩れ易い急な坂を登ります
御鉢から望む岩手山(薬師岳)山頂
登山者で賑う山頂は三角点に山名標示板設置に石仏?いろいろ祀られていました
山頂より望む御鉢内の妙高岳みようこうだけ中央火口丘ちゅうおうかこうきゅう
山頂より望む青空の広がる東側御鉢稜線
九合目不動平より御鉢左右の登り口を振返る
下山途中八合目避難小屋と うしろに岩手山の御鉢を望む
下りの旧道コース岩場手前より岩手山を振返る
見晴らしは良いが 石パネ(ザクザクする火山砂礫)と呼ばれるガレ場が続く旧道コース
◆当日出逢った印象的な花々◆
ミヤマウズラ・ジャコウソウ・サラシナショウマ・コマクサ
クルマユリ・クサボタン・ガンジュアザミ・ウツボグサ
イワブクロ・イワテヒゴタイ・イワテトウキ・イワギキョウ
当日の岩手山案内図
当日の様子
馬返し駐車場は風も無く爽やかに晴れ渡り 絶好の登山日和です。これから柳沢コースを辿り山頂を目指します、古来から山岳信仰によって開けたのが柳沢コースで 比較的登り易い人気のコースになっています。馬返しの登山口からミズナラやブナの樹林帯を進みます、二合目を過ぎるとゴロゴロした石が多く 歩き難い登山道に変わります、上りは歩き易い新道を辿る事にしました。ほとんど展望の無い背の低いダケカンバに灌木帯の登山道が何時までも何時までも続きます。やっと灌木帯を抜け視界の開けた所に出ました、旧道との出合い七合目です。目の前に岩手山の稜線、ハイマツ帯の奥に八合目避難小屋が見えています。水場の有る八合目避難小屋でトイレタイム、ウメバチソウの群生地を抜け不動平から 石仏の並ぶ御鉢の稜線へ、火山砂礫の歩き難い坂道を登って行きます。やがて大勢の登山者で賑う岩手山山頂の薬師岳到着です、山頂は広く三角点標石に山名表示板が設置され、祠に石仏が祀られていました。山頂で のんびりと展望を楽しみながらのランチタイムです、雲の流れが 御鉢と中央火口丘に幻想的な世界を創り出します。十二分に展望を満喫し 御鉢巡りから 不動平に戻りました、不動平では相変わらずホシガラスがハイマツの実を食べていました。下山は七合目まで往時を辿り、七合目から旧道に入ります、眺望の開けた五・六合目は歩き難い石パネに 通り雨です、四合目からは歩き易い新道を辿り登山口に戻りました。山頂で雲上の世界を満喫出来た事に大満足の山歩きでした。
当日出逢った花々
ヤマジノホトトギス・ノブキ・シラネニンジン・ジャコウソウ・クサボタン・オトギリソウ・ミヤマウズラ・ホツツジ・ソバナ・ウメバチソウ・ガンジュアザミ・ヤマハハコ・ノリウツギ・コバギボウシ・ゴマナ・オヤマボクチ・イワテヒゴタイ・ヨツバヒヨドリ・アキノキリンソウ・サラシナショウマ・エゾシオガマ・ミヤマセンキュウ・オヤマソバ・ウスユキソウ・ミヤマハンショウズル・シロバナトウウチソウ・ハクサンシャジン・タカネアオヤギソウ・イワブクロ・コマクサ・イワギキョウ・イワテトウキ・キバナノコマノツメ・クルマユリ・ウツボグサ・ミヤマコウゾリナ・イブキゼリモドキ
往時(片道:241㎞)
自宅発(3:10)→国道4→県道39→高舘・熊野線→国道286→南仙台IC 東北自動車道→滝沢IC→国道4→国道282→柳沢・馬返線→馬返駐車場(6:40) 時間は途中 朝食と休憩1回にコンビニ買出しを含む