東北の震災からもう10年ですね。あの津波の映像を見ると、いまだ何万人も避難生活を強いられていることを思わずにはいられません。とはいっても、正直なところ、神戸の震災ほどのリアルさはありません。ただ、東北ではなく関東の人から放射能汚染を感じた経験があります。
震災翌年だったか、茨城と千葉から二人の若者が職場に来ました。二人は知り合いではありませんでしたが、二人とも放射能から逃れるために関西に来たと言ってました。特に千葉から来た男性は、体内に残る放射能の数値をずっと気にして定期的に調べていましたが、3年後になってなお数値が上がった時の青ざめた顔は忘れられません。それほど身近に放射能禍というものを感じたことがなかったので、その深刻さに言葉が出ませんでした。二人はともに5年前に、茨城の若者は東京に、千葉の若者は京都に移り、私はほどなく退職したので、つながりはなくなってしまいましたが、放射能や原発の話題を聞くと、この男性を思い出します。こういう不安が払拭されて初めて“アンダーコントロール”と胸を張れるんだと思うのですが。
さて今日は午後も竹の始末をしましたが、昨日からずっとこの作業をしているので、さすがに疲れました。そこで、作業上がりに、母に「出かけるか?」と訊いたところ、母は「うーん、ちょっと冷えるし(暖かい日でしたが、風は冷たいめでした)、今日はええわ」という返事。昼ご飯のあとは出かけたがっていたのに、と思ってもう一度「そうか、行きたいと思ってたんやけど、行かへんか?」と訊くと、やっぱり「うーん、そやな、行ってもええけど、ちょっとめんどくさいし、やめとこか」と言います。そこで、「ほな、オレは畑に行ってくるわ。雪丸茶屋、行こうか、思うててんけど」と言うと、母は「雪丸か? せやなー、行ってもええかもしれへんなぁ」「行くんか?」「せやな、やっぱり行くことにしょうか!」 おお~、雪丸茶屋の威力(笑)。
ということで、1時間ほど雪丸茶屋に行ってきました。
母は、珍しく抹茶にしました。
私は、アイスほうじ茶。レモンとシロップ付き。すっきりと美味しかったです♪
最中も頼みました。私が白あん、母が抹茶あん。白あんは控えめな甘さでもっちりとした豆の食感と香りがとても美味しかったです♪ 抹茶あんは、母が目を向いて「これ、美味しい~!」と喜んでいました。(^▽^)
抹茶を飲んでいろいろ思い出したのか、抹茶にまつわる子供のころの話に始まり、父との見合いの話、亡くした3人の男の子(私の兄ですね)の話など、よく話していました。
家に戻ってから、私は自主夜間中学へ。今日が3月の最終日です。次の開始は4月13日。いつもなら3月20日ごろに休みに入って、4月7日ごろに再開するんですが、人が集まる機会を少なくするんだそうです。コロナも、思わぬところで悪さをしてくれます。
晩ご飯は、木曜日のカレー。サイドには、春菊の白和え。漬物は白菜。たくさん漬けてあった大根の甘酢漬けは全部食べてしまいました。
カレーはいつものシーフードカレーです。今日も柿ペースト入り。とても美味しいです♪
この冬の春菊も、生はこれが最後です。ビオラさんのブログを見ていて食べたくなったので、白和えにしてもらいました。豆腐がやや多めで、美味しかったなぁ~♪ 春菊、美味しいなぁ!
白菜の漬物は、柚子の代わりにレモンをたっぷり入れてあるそうですが、香りはほんのりでした。やっぱり柚子の香りの濃さはさすがだな。(^-^)