ミナ0010。

あとは、ビッグハンドとの闘いになるので、話が重複するので、次代に時を進めます。

ビッグハンドの死で、世界は変わり？替わり次の場面へと、移行して行きました。
そして新たな役目を担った役者が、また次の暖簾を潜る時がきたのです。
今回の暖簾は、果たして役者に何も語らなかった。しかし役者には演るべき事は解っていた。

そしてまた新たな舞台が着々と準備されて来ているのが、種の本能で感じ取れる程の巨大な物として、現れるのである。

それはその種が今まで、大切にして来た、物であり、これからも永遠に続くと誰もが思っていた、あれがこのようになるとは、気づきもしなかったのである。

モリ0010。

そうなのです。昔観た映画で、宇宙旅行するのに、ある薬物で、空間と時間をカットして、航行するというのがありました。しかしその代償に姿形が、変異してしまうというもので、その薬物を取り合う事の戦争が星の間で行われるようになっていく。確か「砂の惑星」だと記憶しています。
人類は電磁波を捨てて、次に移る準備をしていたのでしょうか？何もしていませんでした。

当然のことですが、電気が無い今、自家発電が出来なくなれば、この世界から電気製品は全て無用の物となります。今はまだ残っている物で少ない電力で、生活している家族もいる。全てを捨て去った家族もいます。

今は発電機も作っていません。電気製品も作っていません。世界は原始の世界に戻ろうとしています。今ようやく、自然の恩恵を皆が感じることが、出来る様になりました。

その中にしか、生存の道はないというのが、今の状況です。この先、不安でもあり、期待する事も多いのは、事実です。

タビ0010。

少し字を小さくします。
確かに今しがたまで、地震があった形跡があります。しかし既に110日を過ぎて、その気配が感じられるのも、おかしな話である。本当に時は過ぎているのか？ここに至り疑念が湧いてきました。確かに私の眼前では、時間が経過している。しかし周りは、腐敗したり、朽ちたりしている物が見当たらない。あの金属のサビはどの位の時点から重なったサビなのか？
私だけ、地震の直後に取り残され、皆と違う世界を彷徨っているのか？その分かれ目は、どこかの余震で起こったのか？
余りにも時間があり過ぎる為、同じ事を何度も何度も考えてしまう。今の状況を分析して、結論を出して、はたしてもとの、皆のいる、状況に戻るのか？甚だ疑問である。やはりこの状況の中で生きて行く事が今は大切なのだと、結論付けるしか、今は出来ない。そして命を永らえながら、時に、自分の存在する世界の時に任せるしかないのである。

53日目です。

今日53日目になります。今日は人が少ないです。
きっとお休みの方が多いのでしょう。
今日も気を引き締め頑張ります。！！