あした吹く風 (文春文庫) (文庫) / あさのあつこ/著 |
久しぶりに立ち寄った本屋さんで出会った物語です。
「あさのあつこ」さんの本は今まで読んだことはありません。
いろいろなジャンルの小説を書いているようです。
17歳の鈴という男の子と34歳の歯科医師である美菜子との恋のお話です。
読む限り、年の差は全く関係のない恋愛小説です。
二人とも人に裏切られた過去があるのですが、その心の痛みを乗り越えてというのでもなく
なんといったらいいのか、私にとっては不思議な物語でした。
読むに時ありで、今だから私にとって、必要な心の養分だったのでしょう。
家でいるときのように一気読みはできなかったのですが、
眠る前のひと時を物語の中を行きつ戻りつしながら読んでいました。
この物語の中で、何度も「出会ってしまった」という表現が出てくるのですが
私もこの物語にに出会ってしまったのかもしれません。
ばあちゃん稼業は続いています。
べべちゃんは少々ぐずることもありますが、おおむね機嫌よくいてくれます。
でもやはり寝顔は天使です。(笑)
東野圭吾さんの本を借りられたので今夜のお楽しみはサスペンスです…