マリコの節約インテリア

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サウンド・オブ・サイレンス

2012-06-03 09:05:18 | 

五十嵐貴久さんの作品です。

本の題名に限らず題名というのは出会いにとって重要なものかもしれません。

五十嵐さんの作品は何作か読んでいますがこの題名「サウンド・オブ・サイレンス」

にも心惹かれました。

数ページななめ読みすると「いじめ」の言葉が出てきます。

「いじめ」をテーマにした作品なら読めないなと思いました。

最近こういうテーマのものは辛くて読めません。

でも、真ん中あたりのページを開いてみると、どうやらダンスの話らしいと思いました。

もし、「いじめ」の話が続くようなら読むのはやめようと、ダンスの話なら面白そうだなと思いました。

幸い「いじめ」はさわりだけであとはダンスに懸ける少女たちのお話でした。

彼女たちは聴覚障碍者です。

それが「サウンド・オブ・サイレンス」の意味なのですね。

彼女達は音楽を聴くことはもちろんできないのですがリズムだけを感じて踊るのです。

そしてコンテストに挑戦していきます。

さてその結末は…?

それは読んでのお楽しみということで。

 

私は音楽にもダンスにも全く詳しくありません。

ダンスの専門用語らしきことも何のことやらわかりません。

それでも、ダンスに懸ける情熱や躍動感は十分伝わりました。

目指すものがあって、それをこの手で手繰り寄せようとする姿勢にはいつも感動します。

 

ワカコさんの出産でこの本の貸し出し期限が過ぎてしまいました。(^^:

今から図書館に本を返しに行ってきます。

 

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コメント
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