木曜日の夜に地域の会があって皆で楽しく語らった後、
ある壮年のかたがお嫁さんの事で悩んでいるという話になりました。
残っていた数人の人と話を伺いました。
壮絶な嫁姑の問題です。
お姑さんは私も知っている人で確かに難しい人で私も嫁の悪口を聞かされたことがあります。
お歳は80を超えていますが子供の様な人で思ったことは考えなく、口に出してしまうタイプです。
お嫁さんはひたすら耐えて耐え切れず、家を自分だけ出て楽になりたいと言い始めました。
ご主人はお嫁さんの全面的に味方でお母さんを厳しく責めたと言います。
それでもお姑さんの嫌味は止まず、とうとう来るところまで来てしまったようです。
その後お嫁さんの気持ちを聞こうと来て頂き話をききました。
げっそりして、疲れ果て、そしてただ泣いていました。
そして、「家を出るのは間違いだろうか。」と。
その場にいた人すべてが息子であるご主人も含め御姑さんが悪いと口をそろえて言います。
確かに、問題のある人です。
しかし、欠席裁判のように御姑さんを責めたところで何の解決にもなりません。
お嫁さんに「あなたの苦しみはわかるから、あんなひどい人はいないわ」と100万回
言ったところで彼女の気持ちが晴れて、あと心に何のわだかまりもなく生きていけるでしょうか。
こう書いていくと鬼のような姑さんですが、私にはその御姑さんの孤独、寂しさを感じるのですが…
そう言ったら「そんなのきれいごとだわ!!」とやはり嫁姑で悩んでいる人に一蹴されました。
嫁姑問題は思ったより深く人の心に巣食い蝕んでいるのだと思いました。
負のエネルギーをため込んで生きていくことがその人にとってどんなに不幸な事かと思います。
嫁姑問題に特効薬はありません。
きれいごとですが、お嫁さんが心広く、
お義母さんを思いやれる人になっていくしかないのだと思います。
相手を変えることは出来なくても自分は変わることが出来るのですから。
というわけで、木曜日の夜は眠れる夜を過ごしました。(^^;
私は姑の苦労は知りません。
お義母さんは早くに亡くなったというのもありますが、おっとりとした優しい人でした。
娘たちはいつも私の事を気遣ってくれます。
そして二人の宝物も授けてくれました。
ばあちゃんになることが出来て幸せだと思っています。
感謝の思いをなんとか人の為に役に立てるような人生に
していかなければと思っています、めちゃくちゃきれいごとですが。(笑)
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