子どもの頃は「あさくさでら」って読んでました。親に聞いても「昔からそういうの」って言われて育ったので。子どもの頃から、不思議に思っていたんですよね。
浅草寺は「せんそうじ」と読みます。
浅草寺は、なぜ「せんそうじ」と言いますか?
「あさくさ」と「せんそう」は同じですよね。
本来の言い方としてはどちらが正しいとかあるのか、聞いてみました。
昔からの習慣で、”神社は訓読み””お寺は音読み”としているからだそうです。
浅草神社(あさくさ じんじゃ)
浅草寺(せんそうじ)
品川神社(しながわ じんじゃ)
品川寺(ほんせんじ)
秋葉神社(あきば じんじゃ)
昔からの習慣で、”神社は訓読み””お寺は音読み”としているからだそうです。
浅草神社(あさくさ じんじゃ)
浅草寺(せんそうじ)
品川神社(しながわ じんじゃ)
品川寺(ほんせんじ)
秋葉神社(あきば じんじゃ)
秋葉寺(しゅうようじ)
千葉神社(ちば じんじゃ)
千葉寺(せんようじ)
などがあります。
「訓読み」は日本古来の「大和言葉(やまとことば)」に中国から輸入した漢字を当てたもので、「音読み」は、漢字の輸入とともに付いてきた中国読みです。
仏教が中国から来たので、神社が訓読み、お寺が音読みとなったとのことでした。
したがって、浅草(あさくさ)は古来の地名の呼び方。浅草寺(せんそうじ)は仏教に関連した中国読みということになります。
この歴史を外国の方に説明するのは、容易なことではありませんね。
もっともっと、日本のことを知らなければならないと思いました。