彼は新潟大学を卒業後、中学の体育の先生になりました。クラブ活動中、頸椎を損傷し首から下の自由をすべてなくしてしました。そこで口に筆をくわえて絵をかきだしました。凄く細かい絵もかいています。
詩集も書いています。
私はこの人の書く絵や詩が好きで、この詩集を3 冊買い求めました。
10年ほど前に、ツアーで群馬県にある村立の美術館へ行ってきました。
最初は一文字書くにもとても時間がかかったそうです。その絵には詩が書かれていました。
想像も出来ないほど苦労したそうですが、そのうち詩画集を出しました。
姉にすすめられてこの本に出合いましたが読むうちに涙がこぼれました。とても気に入り3冊買いました。どうしても口に筆をくわえて書いたとは思えませんでした。
辛い思いをした時にはこの詩集を何度も読んでいます。今では私の宝物です。