今月8日に包丁供養が廿日市市の宮島町・大聖院境内にある包丁塚であった。
長年使いこんだ包丁に感謝し、調理師が「大草流」と呼ばれる古来の儀式で
調理師5人が烏帽子と直垂姿で登場して、刃渡り30センチの包丁と長さ40センチの箸を使い
コイに手を触れる事無く華麗に さばいたそうです。
コイを奉納するのが 包丁供養のようです。
コイをさばいて奉納するという儀式なので、針供養のように、使ったものを 集めて収納し、供養するという事では
ないので 包丁を持ってきて 行事を行うという事ではないようです。
私も料理をするはしくれとしては、使った包丁を 持て行かなければならないのでは?と、
思っていましたから、今まで参加する気は起りませんでした。
集まって 儀式を見ながら 包丁に感謝するという気持ちを持てば
誰でも参加できるという事なんですね~~
ちなみに 私の持っている大小すべての包丁の数は なんと!! 19本あります。
スイカや白菜を丸ごと切る事の出来る大包丁から、レタスの芯だけ向ける 刃渡り4センチくらいのぺティーナイフまで
揃えてあり、そして いまだ使っていない予備の包丁は 5本もあります。
衣装だと 箪笥の肥やしとか 言われますが 包丁は 何年も使わなくても 台所の肥やしとかは 言われておりません。
日本刀のように 「鞘から抜かないのが 日本刀の力」とか言われるように 私んちの包丁は
宝のみ持ち腐れに近いものであります。
包丁供養の境地にまで 行っていないものでありま~す。