貸し切りバス

私の仕事場、宮島では　日本人の観光より　外国からの観光客が　増えつつあります。

と、言うか　日本人観光客が　へってきているんですね～～

ですから　往来の人通りや　食事処では　にぎやかですが、期待するお買い物には

　そんなに　執着はないようです。

カメラを持たれてる方が多いのが　そういった行動を　裏付けているようです。

日本人の観光団体が目立たないのは　バス料金が上がった為だと考えられるのも　一つの要因です。

昨年、団体旅行で利用する貸し切りバスの　国の料金制度が変わり、中国地方のバス会社で値上げが　続きました。

２０１２年に乗客７人が死亡した群馬県藤岡市の　関越自動車道の高速ツアーバス事故をきっかけに、

業者が　人件費や車両整備費を　ちゃんと確保できるように、国が１４年４月に制度を改正。

運輸局が決めた金額を基に、バスが走る距離と時間から　運賃を算出する仕組みにした。

経過措置があり　多くの業者が新運賃にしたのが一昨年の７月。

それ以前の契約で　昨年３月末までの旅行には、原則、旧運賃が適用された。

旧料金では赤字になって　今年　１月１９日　長野県北佐久郡軽井沢町の国道18号碓氷バイパスで、

定員45人の格安スキーバスツアーの転落事故などに象徴されるように　バス料金が安ければ　

それなりに　安全性が疑われる結果になっております。

 

バス会社の中には　利用料金を　２倍にしたところも出てきました。

そういったことで　旅行代金も　値上げせざるを得なくなり　集客に　苦慮している状態が続きます。

４５人乗りのバスツアーに　半分の　募集客数しか　成果の出ないツアーも多いようです。

それ以下の数になると、旅行ツアーが中止となります。

宮島の日本人観光客減少の原因が　ここにあるようです。