木材は 第2次大戦前後の大量伐採で国産材が不足した時に 植林事業が 進んだ。
中国山脈の山々は 綺麗に並んだ木で構成され 山肌は 幾何学模様のようです。
木材を切り出した後に 植林をし、山を荒れさせない様に 地権者が 頑張ったんです。
育った木を切り、また植えるのが林業の営みでしょう。
建築用の木材を増やそうと 全国で植林されたスギ・ヒノキが中国山地でも大きく成長し、
成熟した伐採期を迎えている。
しかし、半世紀前の 利益のある木材価格とは大きく違う。
需要はあるのだが 木材価格が低迷する時期の真っただ中を迎えているので、年配の山主は
木材価格が高かった時代を 覚えている。
成熟した木の 現在の価格での買取に 簡単には応じない人が多いようです。
「主伐」を促しても 収支の試算を示すと 「こんなに安いのなら切らない」と言う
山主の組合員は つれない返事ばかりが 帰って来るそうです。
成熟した木は 花粉を多く飛散させる。
私もこの年で 花粉症のアレルギー反応が近年 出だした。
伐採を進めて 新しい木の植林に取り掛かれば 保育も必要となり
林業の仕事も生まれる。花粉も減るでしょ?
植林事業区の木をすべて切り出すことを「主伐」と言う。
「主伐」は地権者からすべての立ち木を買い取り、機械で枝を払い落し 長さ4メートルずつに切断。
太さや形状によって仕訳し、10トントラックで何回も運び出し、合板工場や製紙会社に販売。
木質バイオマス発電所にも供給される。
仕事は増加傾向にあり 雇用も生まれている。
花粉症も 伐採が進めば 症状が軽くなるでしょうし、新しい木を育てる仕事も増えて
両方得だと思うのですが 如何でしょうか???
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