雑草連絡日記

家族相互の通信・連絡日記。

再び「ウメ輪紋病」について

2016-10-29 13:48:45 | Weblog

昨28日、県の「農業総合試験場」の職員が被害にあっている
「ウメ輪紋病」の対策とその処置についての説明に訪れて来た。


1.特徴
 ウメ、スモモ、アンズなどの植物に広く感染する重要な植物
 ウイルスであり、1915年にブルガリアで発見されて以来、欧州、
 アジア、北米、南米等でも確認されている。これまでウメへの
 自然感染の報告はなかったが、2009年に東京都青梅市で
 初めて確認された。
2.被害
 この病気は、人や動物に感染しないため、被病果実を食べて
 も健康に影響はないが、葉に退緑斑点や輪紋が生じるほか、
 果実の表面に斑紋が現れる等のため商品価値が失われたり、
 成熟前の落果により減収する。また、感染から発症まで3年間
 程度の潜伏期間がある。
3.対策
 感染が確認された場合は、農薬等で治すことができないので、
 周囲への蔓延を防ぐため、廃棄処分が必要となる。(調査・廃
 棄にかかる費用はすべて県負担で行う)。
 なお、財産処分になるので、処分該当の樹木については、県
 が公共事業の際の買い取り価格等に準じて買い取って後処分
 する。
 これらの書類手続きを今年中に行い、来年1月~3月を目途に
 作業を完了する。


 とのことです。「美しい枝垂れ梅や豊後梅、花桃」等の鑑賞がで
 きなくなって残念だけれど止むを得ないね。


 taneクンが将来入居するとき、大きな木はクロガネモチ(フクラ
 の木)だけになっていて管理が楽だと喜ぶのかな?う~ん。