変化 2009-09-20 | 日記 玄侑 宗久さんからのメッセージ 二十代、死ぬことを考えた日々を憶いだすと、不思議なことに気づいた。住んでいた部屋や建物の外観、駅の名前は覚えているのだが、駅からそのアパートまでの道筋や、逆にアパートから駅までの景色がまったく憶いだせないのである。 いったい何を見て歩いていたのだろう。 たぶん歩幅も狭く、首も回らず、意識は頭にばかり行っていたのだろうと思う。 要するに、病んでいたので . . . Read more