昨日は、秋晴れのいい天気だったが、仕事に行った。休み時間に、水筒に詰めたホットコーヒーを飲みながら、一人で日傘をさしてボーっと芝生の緑を眺めていたら、初めて見る外国人の人も日向ぼっこに来て、何となく話すことになった。もちろん、日本語で。
「どこから来たんですか」と聞いたら「サウジアラビア」から来たそうだ。
「あなたの出身はどこですか」と聞かれたので、「日本・名古屋」と答えたら、「ホォー、日本ですか」といわれたが、私は今まで日本人と中国人と韓国人以外に間違えられたことはないので、そのいずれかに間違えられたのだろうか・・・
話はいつか、言葉の問題になって、私が一つだけ知っているアラビア語「アンタ」を披露すると、発音が上手だと褒められた。「アンタ」とは「あなた」の意味。
そして「ヘブライ語もアラビア語も、どちらも左から右へ書く兄弟言葉なのに、何故、ユダヤ人とアラブ人は喧嘩ばっかりしているのか」という私の問いに、「ヘブライ語もアラブ語も兄弟だからこそ喧嘩ぐらいするでしょう?」と言い返されて、なるほどねぇと感心しているうちに、「実は自分の名前の「アブ」にいい日本語がなくて困っている。大体虫に間違えられる」というので、しばらく一緒に考えているうちに、休み時間が終わった。
最初に「アブ」と彼がいう発音を聞いた時、「あぼう」と聞こえたので「阿房」なんてどうだろう。
「なんにも用事がないけれど、汽車に乗つて大阪へ行つて来ようと思ふ」と書いた内田百先生の『阿房列車』のアボウ。
こんないい天気だと、私も用事がなくてもどこかへ行きたくなってきた。
「どこから来たんですか」と聞いたら「サウジアラビア」から来たそうだ。
「あなたの出身はどこですか」と聞かれたので、「日本・名古屋」と答えたら、「ホォー、日本ですか」といわれたが、私は今まで日本人と中国人と韓国人以外に間違えられたことはないので、そのいずれかに間違えられたのだろうか・・・
話はいつか、言葉の問題になって、私が一つだけ知っているアラビア語「アンタ」を披露すると、発音が上手だと褒められた。「アンタ」とは「あなた」の意味。
そして「ヘブライ語もアラビア語も、どちらも左から右へ書く兄弟言葉なのに、何故、ユダヤ人とアラブ人は喧嘩ばっかりしているのか」という私の問いに、「ヘブライ語もアラブ語も兄弟だからこそ喧嘩ぐらいするでしょう?」と言い返されて、なるほどねぇと感心しているうちに、「実は自分の名前の「アブ」にいい日本語がなくて困っている。大体虫に間違えられる」というので、しばらく一緒に考えているうちに、休み時間が終わった。
最初に「アブ」と彼がいう発音を聞いた時、「あぼう」と聞こえたので「阿房」なんてどうだろう。
「なんにも用事がないけれど、汽車に乗つて大阪へ行つて来ようと思ふ」と書いた内田百先生の『阿房列車』のアボウ。
こんないい天気だと、私も用事がなくてもどこかへ行きたくなってきた。